出版社内容情報
個人主義化、合理主義化と結び付いた現代のグローバリズムというイデオロギーに抗して、自由な市場社会を支える共同性と非合理性の契機を探究する思想的な考察。
内容説明
自由な市場社会の基礎にある共同性や非合理性の意味を探る思想の冒険。
目次
序章 一元的経済秩序を超えて―アメリカン・グローバリズムの思想史的考察
第1部 市場社会における共同性(価格と共同性―アリストテレスとアダム・スミス;秩序と共同性―初期マルクスとハイエク;貨幣と共同性―マルクス、メンガー、ジンメル、K.ポランニー;交換と共同性―マリノフスキーとモース)
第2部 市場社会における合理性と非合理性(市場と伝統―バークとハイエク;市場と遊戯―ホイジンガとカイヨワ)
終章 多元的経済秩序に向けて
著者等紹介
小島秀信[コジマヒデノブ]
同志社大学商学部准教授。博士(経済学・大阪市立大学)。社会経済学・社会哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 最強スキル「命乞い」で悔しいけど無双し…
-
- 電子書籍
- 強いられた結婚 ハーレクイン