出版社内容情報
倫理の問題は、「人間的自由の拡大」と「自然」の対立から生じる。「生命倫理」においての「自然」とは「普遍的な必然性」と「生命の尊厳」であり、本書では、それらの対立から生じるインフォームド・コンセントや安楽死、遺伝子操作など7つの代表的なテーマでの議論を紹介。2014年の初版に最新の動向も加えた、「生命倫理」について考える入門書の決定版。
内容説明
倫理の問題は、「人間的自由の拡大」と「自然」の対立から生じる。「生命倫理」においての「自然」とは「普遍的な必然性」と「生命の尊厳」であり、本書では、それらの対立から生じるインフォームド・コンセントや安楽死、遺伝子操作など7つの代表的なテーマでの議論を紹介。2014年の初版に最新の動向も加えた、「生命倫理」について考える入門書の決定版。
目次
なぜいま「生命」に関して「倫理」が問題となるのか
第1部 「自己決定権」をめぐる問題(患者の権利と倫理―「インフォームド・コンセント」の時代を生きるために;安楽死・尊厳死;人工妊娠中絶をめぐる議論)
第2部 「生命操作」をめぐる問題(脳死と臓器移植;「生殖革命」は人間の何を変えるのか;遺伝子操作―人間的自由の最終局面)
第3部 「医療者の倫理」に関わる問題(医療倫理・臨床倫理・研究倫理)
著者等紹介
黒崎剛[クロサキツヨシ]
1983年早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。現在、中央大学法学部教授
吉川栄省[ヨシカワエイショウ]
1993年日本医科大学医学部卒業。現在、日本医科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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