論点・日本史学

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論点・日本史学

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  • サイズ B5判/ページ数 371p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623093496
  • NDC分類 210.01
  • Cコード C3021

出版社内容情報



岩城 卓二[イワキ タクジ]
編集

上島 享[ウエジマ ススム]
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河西 秀哉[カワニシ ヒデヤ]
編集

塩出 浩之[シオデ ヒロユキ]
編集

谷川 穣[タニガワ ユタカ]
編集

告井 幸男[ツゲイ ユキオ]
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内容説明

「論点」を切り口に、知的興奮を届けます。本書は、広く日本の歴史に興味をもつ読者を対象に、これまでの日本史研究において注目されてきた様々な論点を網羅することで、具体的なかたちで歴史学の魅力を伝えるテキスト。各時代の見取り図を示す“総論”に続き、各項目は“議論の背景”“論点”“探究のポイント”の三パートから構成され、語句説明やクロスリファレンスも充実。歴史研究の面白さを体感できる好評書、待望の第三弾!

目次

1 日本古代史の論点(縄文時代―いつ始まったのか、農耕はあったのか、格差はあったのか;弥生時代の列島社会―弥生文化とはどのようなものだったか ほか)
2 日本中世史の論点(世界からみた日本中世王権の特質―日本の中世王権は世界的にみて特殊なのか;世界の中の日本中世宗教―その特色はいかなるものか ほか)
3 日本近世史の論点(織豊政権―近世の成立をどう捉えるか;江戸幕府の全国統治―幕府はいかにして諸大名を統合していたのか ほか)
4 日本近現代史の論点(開国―「西洋の衝撃」を日本はどう受け止めたのか;明治維新―なぜ「維新」に至ったのか、何をもたらしたのか ほか)

著者等紹介

岩城卓二[イワキタクジ]
現在、京都大学人文科学研究所教授。専門は日本近世史

上島享[ウエジマススム]
現在、京都大学大学院文学研究科教授。専門は日本中世史・日本宗教史

河西秀哉[カワニシヒデヤ]
現在、名古屋大学大学院人文学研究科准教授。専門は日本近現代史

塩出浩之[シオデヒロユキ]
現在、京都大学大学院文学研究科教授。専門は日本近現代史

谷川穣[タニガワユタカ]
現在、京都大学大学院文学研究科教授。専門は日本近代史

告井幸男[ツゲイユキオ]
京都女子大学文学部史学科教授。専門は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

53
トピックとしては、下層社会と貧困、アイヌと沖縄人の近代、であった。もはや、教育現場には居ないので、後者のテーマは日本史Bで特集ページで扱ったことを思い出した。また、貧困史という分野での学習、研究で、開発経済学と合わせて検討してみたい。特に、日本史の教訓と現代の途上国貧困問題、日本の分断社会の改善策についてである。現代社会問題を解決する鍵は、歴史の教訓が大きいからだ。2023/03/23

キイロイネコ

15
図書館本。 研究者が歴史の中の出来事、物事を掘り下げてとらえていく。例えば武士論 平安後期からの武士がどのように出現したか書いてあり、考えながら読むので、時間がかかる。 鎌倉時代のモンゴル襲来 元寇の対処のために、東国武士が西に移住し定住していったなど、考えてみなかった。 縄文時代から、近現代まで。 図書館に返却するので、じっくりは無理でした 2022/11/17

かんがく

11
見開き1ページに1つのテーマを特集して研究史の整理、展望などを端的にまとめたものが全部で約150章。荘園や鎖国などの定番のテーマから、災害史や環境史などの大きなテーマ、被差別民の情報網などのかなり細かいテーマまで、この一冊で日本史研究のある程度の現状がわかるようになっている。問いと参考文献が必ず載っているので、今後の授業作成にも使えそうだと思った。2024/02/29

africo

3
日本史学に関する154の論点について、議論の背景や論点などを論点ごとに見開き2頁ずつでまとめてある。各項の執筆者が異なるためまとめ方のばらつきは大きい。個人的に残念な点は、史学史や史料論等のメタ史学的内容は少ないことか(オーラルヒストリーやアメリカでの日本史学など少しはある)。また、自分の感覚より論点全体のうち現代史の占める割合が大きく感じた。歴史学の問題設定は現在と結びついているとはいえ、現代史の重要性が高まっているのは、歴史学が"直接"何かの役に立つことを要請されている、と見てよいのだろうか。2024/02/23

じょあん

2
154ものテーマが取り上げられているが、編者も認識しているように、これでもまだ日本史に関して重要な論点が網羅されているとは言い難い。とはいえ、取り上げられているテーマについては概ね最新の動向を追いかけながら論点が整理してあり、良い刺激を受けることができた。ただ、一部、必ずしも論点の取り上げ方が十分とは言えない、また最新の動向をつかめていないと思われる項目も見られ残念。2023/05/09

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