出版社内容情報
米・中・露などの大国による新たな戦略的競争の時代に突入した現在、日本がとるべき安全保障政策とその課題は何か。本書は、米国ヘリテージ財団と繰り返した日米合同研究会を含む研究プロジェクトをベースに、台湾をめぐる軍事衝突について考え得るシナリオを描き出し、日本が直面するであろう課題について考察する。軍事的緊張が高まる中、連続した情勢判断と意思決定を強いられることになる日本が、今しっかりと考えておかなければならないことは何なのか。豊富な実務経験と研究経験を持つ執筆陣が、最新の知見を提供する。
内容説明
米・中・露などの大国による新たな戦略的競争の時代に突入した現在、日本がとるべき安全保障政策とその課題は何か。本書は、米国ヘリテージ財団と繰り返した日米合同研究会を含む研究プロジェクトをベースに、台湾をめぐる軍事衝突について考え得るシナリオを描き出し、日本が直面するであろう課題について考察する。軍事的緊張が高まる中、連続した情勢判断と意思決定を強いられることになる日本が、今しっかりと考えておかなければならないことは何なのか。豊富な実務経験と研究経験を持つ執筆陣が、最新の知見を提供する。
目次
国際情勢概観
第1部 台湾シナリオ(米中関係と日本の安全保障;台湾シナリオ―米中戦略的競争のホットポイント;台湾シナリオに関与する米中以外のアクター)
第2部 各種戦(台湾シナリオと領域横断作戦;台湾シナリオと自衛隊の作戦構想;台湾シナリオと南西諸島の防衛;台湾シナリオにおける日米共同海上作戦)
第3部 日本の課題(台湾シナリオと日米防衛協力;台湾シナリオとグレーゾーン事態の国際法―日中共同声明の制約と域外サイバー行動の法的課題;台湾シナリオと防衛政策決定における日本の課題)
日本の課題と複雑な未来
著者等紹介
森本敏[モリモトサトシ]
1941年生まれ。防衛大学校卒業後、航空自衛隊、外務省を経て、第11代防衛大臣を歴任。現在、拓殖大学顧問
小原凡司[オハラボンジ]
1963年生まれ。1998年筑波大学大学院地域研究研究科修了。修士(地域研究)。現在、笹川平和財団上席研究員、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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奈良 楓
メロン
たかひー
田山河雄
あっちゃんのパパ