出版社内容情報
社会的養護の教科書。子どもの主体性を尊重した支援内容・社会的養護の専門性に加え、支援者の権利についても解説する
内容説明
日々、子どもたちの育ちの現場に立ち会う研究的実践者・子どもの育ちを応援する実践的研究者が執筆。子どもの主体性を尊重した「個と集団がそだちあう場の設定」「情緒安定のための環境構築」「社会参加の促進」「親・家族との関係調整」「地域の中での子育て」等の支援内容に加え、社会的養護の専門性と支援者の権利についても解説。子ども・おとなが双方向に学びあう関わりがよくわかる一冊。
目次
第1章 社会的養護の歴史・現在
第2章 子どもの生活原理と「そだちあう」環境の構築
第3章 主体的な社会参加の促進と家庭・地域との関係調整
第4章 社会的養護における支援内容
第5章 入所から退所までの流れと自立支援計画
第6章 社会的養護の専門性と労働
著者等紹介
遠藤由美[エンドウユミ]
1983年名古屋大学教育学部卒業。1986年名古屋大学大学院教育学研究科博士前期課程修了(教育学修士)。1992年名古屋大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学。現在、日本福祉大学教育・心理学部教授。全国児童養護問題研究会調査研究部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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社会的養護の歴史・現在: 社会的養護の歴史 子どもの生活の基盤―社会的養護の法制度 労働と自己実現 専門性と多職種連携 子どもの生活原理とそだちあう環境の構築: 人権の尊重と主体性を尊重した人間形成 子どもの情緒安定のための環境の構築 個と集団がそだちあう場の設定 主体的な社会参加の促進と家庭・地域との関係調整: 主体的な社会参加の促進 親・家族との関係調整 地域の中での子育て 社会的養護における支援内容: 日常生活支援 治療的支援 自立支援 入所から退所までの流れと自立支援計画 社会的養護の専門性と労働2022/06/04