ジェンダーの心理学―「男女」の思いこみを科学する (新版)

個数:

ジェンダーの心理学―「男女」の思いこみを科学する (新版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月05日 08時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623092925
  • NDC分類 143.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

社会の変化とともに、人々のジェンダー意識も変化しただろうか。答えは否である。日本のジェンダー格差は、世界的にみて未だ大きい。本書はその原因である「男女」についての思い込み、すなわちジェンダー・ステレオタイプについて、社会心理学の様々な領域からアプローチする。それはどのように作られ、人々の心の中でどのような働きをするのか。ジェンダー・ステレオタイプの変容に向けて、私たちに何ができるのかを考える一冊。

内容説明

社会は絶えず変化しているにもかかわらず、日本のジェンダー格差は、世界的にみていまだ大きい。本書はその原因である「男女」についての思いこみ、すなわち「ジェンダー・ステレオタイプ」について、社会心理学の様々な領域からアプローチする。それはどのようにつくられ、人々の心の中でどのように働くのか。ジェンダー・ステレオタイプの変容に向けて、私たちに何ができるのかを考える。

目次

第1章 「女性」とは?「男性」とは?
第2章 思いこみをつくり、維持する心のしくみ
第3章 思いこみをつくる社会のしくみ
第4章 ジェンダー・ステレオタイプによって維持される社会
第5章 心理学とジェンダー・ステレオタイプ
第6章 ジェンダー社会の変容―ステレオタイプといかに向き合うか

著者等紹介

青野篤子[アオノアツコ]
2003年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期教育人間科学専攻修了。2003年博士(心理学・広島大学)。現在、福山大学名誉教授

土肥伊都子[ドヒイツコ]
1990年関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。1997年博士(社会学・関西学院大学)。現在、神戸松蔭女子学院大学人間科学部教授

森永康子[モリナガヤスコ]
1987年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得退学。1999年博士(教育心理学・名古屋大学)。現在、広島大学大学院人間社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

15
[新版]ジェンダーの心理学:「男女」の思いこみを科学する。青野篤子先生、土肥伊都子先生、森永康子先生の著書。ジェンダーについての「男女」の思いこみがジェンダーイクオリティ実現の妨げになっている。ジェンダーイクオリティ実現にはジェンダーについての「男女」の思いこみをなくすことからはじめないといけないのかな。2025/04/20

なつき

2
めちゃめちゃ面白かった。研究データを出して私見を述べ、複数の同じテーマの研究を集めて分析をかける分析の分析(メタ分析)まで使い、ジェンダーバイアスの罠を解き明かしてる著者らは、女性心理学者だ。女性が感情的、男性は論理的等の言説がいかに根拠がないものか、それだけで説得力がある。2023/10/19

空白少女

2
新版が発売されたので読んでみた。以前2004年発売の改訂版を読んだが、コロナ禍での家庭環境の変化が触れられていたり引用文献が変わっていたりと世間における変化に合わせ内容が一新されていた。研究を紹介したコラムも前版同様充実している。 現代的性差別主義や両価的性差別主義、最後の方にあった男性優位社会と男性による加害性の認識の重要性についての言及が印象に残った。 ジェンダー格差に変化が見られつつあるというのは、目を向けられやすくなったという点では事実かもしれないが実質言うほど大きくないというのを感じる。2023/01/27

Go Extreme

2
「女性」とは?「男性」とは?: セックスとジェンダー 人の性の多面性・多様性 ジェンダー・ステレオタイプ 思いこみをつくり,維持する心のしくみ: ジェンダー・ステレオタイプの形成 性別カテゴリー 思いこみをつくる社会のしくみ: 性別役割分業社会 日本的土壌 維持される社会: 現実をつくる 偏見・差別 格差社会 心理学: 生物学的性を重視 性差に注目 ジェンダー社会の変容―: 変容しにくいジェンダー・ステレオタイプ ジェンダー・ステレオタイプの変容 多様性・連帯によりジェンダー社会を変える2022/05/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19301287
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品