出版社内容情報
人権はどのように捉えればいいのか。本書では、初めて人権(教育)について学ぶ大学生が、日常生活の中で遭遇する疑問や課題について考えることをきっかけとし、参照条文や判例などの資料を通して、人権(教育)について学び、立体的な全体像を組み立てられる内容を目指す。大学新入生はもちろん、どの学部の学生にとっても、最初に紐解くべき入門書であり、社会人になってからも役立つ道しるべ。
内容説明
人権はどのように捉えればいいのか。本書では、初めて人権(教育)について学ぶ大学生が、日常生活の中で遭遇する疑問や課題について考えることをきっかけとし、参照条文や判例などの資料を通して、人権(教育)について学び、立体的な全体像を組み立てられる内容を目指す。大学新入生はもちろん、どの学部の学生にとっても、最初に紐解くべき入門書であり、社会人になってからも役立つ道しるべ。
目次
人権について学びませんか―意味・内容・歴史
第1部 現代社会が抱える人権問題(女性をめぐる人権を知ろう―性別による差別のない社会へ;子どもをめぐる人権を知ろう―「子どもの権利」をめぐる困難;高齢者をめぐる人権を知ろう―高齢者に迫る生命危機とは;「障害」をめぐる人権を知ろう―特別支援教育からインクルーシブ教育へ;同和問題を考えよう―差別解消への歴史と取組;外国人をめぐる人権を考えよう―人権が保障されるのは日本人だけなのか)
第2部 人権をめぐる新たな問題(性的マイノリティと人権―多様な性にYES・誰もが誰かのALLYになる;医療における人権を知ろう―健康を支えるために何が必要か;ハラスメントを考えよう―加害者・被害者・傍観者にならないために;経済的格差・貧困を考えよう―生活保護がなぜ必要なのか)
第3部 人権教育の取り組み(戦後日本における人権教育の成立と展開―同和教育は何を課題として、どのように取り組まれてきたのか;グローバルスタンダードとしての人権教育の展開―国際社会における人権教育の原則とは;人権教育の授業構成―授業の内容・方法・スケールを考えよう;多文化共生を実現しよう―留学生と日本人学生が共に学ぶ実践から)
著者等紹介
古橋エツ子[フルハシエツコ]
1971年愛知学院大学大学院法学研究科法律学専攻修士課程修了。法学修士。現在、花園大学名誉教授
和田幸司[ワダコウジ]
2005年兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(学校教育学)。現在、姫路大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たろーたん