出版社内容情報
社会福祉分野においては、調査の必要性がより一層高まってきている。虐待や貧困、災害、8050問題、血縁や地縁の希薄化に伴う家庭や地域、学校、職場の現状と課題など、これまでに想定しなかったニーズが数多くみられるようになってきた。複雑多岐にわたるニーズに立ち向かうため、専門職には調査の視点と力量をもつことが求められている。調査の意義を理解し、そして活用できるようになるための一冊。
目次
第1部 社会福祉調査とは(社会福祉調査の意義と目的;社会福祉調査の変遷;統計法;社会福祉調査における倫理と個人情報保護;社会福祉調査の流れ)
第2部 量的調査とは(量的調査の意義と目的;量的調査の種類と方法;質問紙の作成方法と留意点;質問紙の配布と回収;量的調査の集計と分析)
第3部 質的調査とは(質的調査の意義と目的;観察法と面接法;質的調査のデータ整理と分析)
第4部 ソーシャルワークにおける評価(評価の意義と対象;評価の方法)
第5部 社会福祉調査の実践(放課後等デイサービスにおける発達障害児支援に関する実践例;地域福祉計画の「住民参加の方法」に関する実践例)
著者等紹介
橋本有理子[ハシモトユリコ]
現在、関西福祉科学大学社会福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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