出版社内容情報
お茶や源氏物語、アニメや商店街でのロゲイニングなど、まちの宝を多様に活かした大学と地域の連携の成果を紹介
身近な観光題材を活かした論考から、多面的に地域の観光資源を解説。各活動を理論的に一般化することで、他研究への相互参照が進むことを意図している。
各章の執筆陣には、大学教員の他、文学・歴史、観光ビジネス、地方行政等の実践で活躍する人たちを迎え、また、伝統文化の継承者や商店街組合長をはじめ地域活動の最前線にたつ住民たちによるユニークなコラム6本を収載する。
内容説明
身近な観光資源を活かし多面的に実践を紹介。お茶や源氏物語、アニメや商店街でのロゲイニングなどまちの宝を多様に活かした大学と地域の連携の成果。
目次
第1章 文化としての「宇治茶」と観光
第2章 『源氏物語』ゆかりの地・宇治を訪れた人びと
第3章 なにげない街こそ観光資源―まちあるき観光的「ロゲイニング」の試み
第4章 観光ビジネスから見た宇治・伏見
第5章 宇治観光の課題と可能性
第6章 旅行者と地域が創造する「ものがたり観光」
第7章 「宇治・伏見観光とまちづくり」実践の「地域文化観光論」的考察―「ものがたり」としての「地域との協働」
著者等紹介
片山明久[カタヤマアキヒサ]
同志社大学総合政策科学研究科博士後期課程修了、博士(政策科学)。現在、京都文教大学総合社会学部准教授。専門、コンテンツツーリズム研究、文化政策、観光ビジネス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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