出版社内容情報
福地桜痴(1841年から1906年)ジャーナリスト、劇作家
本名は源一郎。維新期に佐幕派の新聞を発刊し投獄。しかし語学の力を買われ大蔵省に勤務。東京日日新聞を主宰し、政界へ進出するが自らの党の結成が認められず、議員を辞職。その後は座付作家として糊口をしのぐ。
浮き沈みの激しい人生で、福地は多くの書籍を残した。本書は、新聞論説、小説、演劇脚本などを読み解き、福地の一生を描く。
内容説明
福地桜痴(一八四一~一九〇六)ジャーナリスト、劇作家。本名は源一郎。維新期に佐幕派の新聞を発刊し投獄。しかし語学の力を買われ大蔵省に勤務。東京日日新聞を主宰し、政界へ進出するが自らの党の結成が認められず、議員を辞職。その後は座付作家として糊口をしのぐ。浮き沈みの激しい人生で、福地は多くの書籍を残した。本書は、新聞論説、小説、演劇脚本などを読み解き、福地の一生を描く。
目次
書く世界から自立の道へ
外国方幕臣として
幕臣の明治維新
翻訳から大蔵省御用掛へ
時事的言論人として
政治の世界へ
政党設立の挫折
日報社を手放す
文筆業への道
生活のために書く
時代の中で
思想転向を迫られる時代
再び同時代に向けて
理想を語る
書くことの達成
著者等紹介
山田俊治[ヤマダシュンジ]
1950年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期満期退学。現在、横浜市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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