出版社内容情報
社会福祉士・精神保健福祉士養成課程の科目「刑事司法と福祉」のテキスト。示されているカリキュラムを包含した内容を、学びやすいように編成し、必要な情報をプラスした。現在、刑事司法の分野に福祉のアプローチを必要とする人が多数存在することが明らかになり、実際に社会福祉士・精神保健福祉士の配置が進められている。社会復帰支援が的確にできるソーシャルワーカーになるために必要な知識を、わかりやすく説明していく。
目次
序章 刑事司法と福祉
第1章 刑事司法における近年の動向とこれを取り巻く社会環境
第2章 刑事司法
第3章 少年司法
第4章 更生保護制度の概要
第5章 更生保護の担い手
第6章 医療観察制度
第7章 犯罪被害者支援
終章 刑事司法における福祉の役割と今後の展望
著者等紹介
蛯原正敏[エビハラマサトシ]
1978年東京大学文学部卒業。現在、更生保護法人日本更生保護協会事務局長、精神保健福祉士
清水義悳[シミズヨシノリ]
1967年日本社会事業大学卒業。現在、更生保護法人清心寮理事長
羽間京子[ハザマキョウコ]
1984年一橋大学商学部卒業。1997年専修大学大学院文学研究科(心理学専攻)修了。現在、千葉大学教育学部教授。博士(教育学)(東京学芸大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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