出版社内容情報
新学習指導要領に基づき道徳教育が新しくなるなか、理論と方法、内容と指導法、評価の全体像はいかなるものか。本書では、道徳教育の理論と歴史の充実した叙述から、「考え、議論する道徳」の意味を理論的に位置づけ、現代社会の変化を視野に入れた道徳教育の意味と役割を紹介する。指導法や評価について具体的に記述するなど道徳教育のテキストとなるのはもちろん、道徳とは何かについて関心を持つ人にとっても有用な一冊である。
内容説明
新学習指導要領に基づき道徳教育が新しくなるなか、理論と方法、内容と指導法、評価の全体像はいかなるものか。本書では、道徳教育の理論と歴史の充実した叙述から、「考え、議論する道徳」の意味を理論的に位置づけ、現代社会の変化を視野に入れた道徳教育の意味と役割を紹介する。指導法や評価について具体的に記述するなど道徳教育のテキストとなるのはもちろん、道徳とは何かについて関心を持つ人にとっても有用な一冊である。
目次
序章 なぜ、道徳教育が問題となるのか
第1部 道徳教育の理論(道徳教育をどのように考えるか;道徳性はどのように育つのか;学校で道徳を学ぶとはどういうことか;道徳教育と宗教の関係をどう考えるか;道徳教育において愛国心をどう考えるか;現代的な課題とどう向き合うのか)
第2部 道徳教育の歴史(教育勅語と修身科の歴史をどう見るか;戦後日本の道徳教育論争の展開;「特別の教科 道徳」設置の意義)
第3部 学校教育と道徳教育(「特別の教科 道徳」は何を育てるのか;学校における道徳教育の目標と内容;道徳科の授業はどう構成するのか;道徳教育の評価はどう行うのか;学校と家庭・地域の連携と教師の役割;今後の道徳教育の課題)
著者等紹介
貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
1963年茨城県生まれ。1993年筑波大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。国立教育政策研究所主任研究官、武蔵野大学助教授などを経て、武蔵野大学教授、放送大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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