出版社内容情報
日本を代表する碩学が日本の思想史を知る上で欠かせない夏目漱石、森鴎外、宮沢賢治、三浦梅園、西田幾多郎、太宰治を語る。その人物の思想史の中での位置とは何か。そして西欧思想との葛藤のなかで、いかに超克しようとしたのか。何より現代を生きるわれわれにとって、その思想はいかなる意味を持つのかを探る。未来を担う高校生に届ける教養講座。
内容説明
日本を代表する碩学が日本の思想史を知る上で欠かせない夏目漱石、森〓外、宮沢賢治、三浦梅園、西田幾多郎、太宰治を語る。その人物の思想史の中での位置とは何か。そして西欧思想との葛藤のなかで、いかに超克しようとしたのか。何より現代を生きるわれわれにとって、その思想はいかなる意味を持つのかを探る。未来を担う高校生に届ける教養講座。
目次
第1章 西洋の模倣を脱し、主体の確立を―夏目漱石に学ぶ
第2章 日本の個人主義―森〓外に学ぶ
第3章 「本当の幸い」を問うこと―宮沢賢治に学ぶ
第4章 日本と世界を救う自然哲学―三浦梅園に学ぶ
第5章 「無」と日本思想の連関―西田幾多郎に学ぶ
第6章 友情と革命的暴力―太宰治と夏目漱石に学ぶ
著者等紹介
佐伯啓思[サエキケイシ]
1949年生まれ。1979年東京大学大学院経済学研究科理論経済学専攻博士課程単位取得退学。京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、京都大学名誉教授・京都大学こころの未来研究センター特任教授
高橋義人[タカハシヨシト]
1945年生まれ。1973年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位修了退学。京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、京都大学名誉教授・平安女学院大学国際観光学部特任教授。ゲーテ研究の専門家として、国際高等研究所の主催する「満月の夜開くけいはんな哲学カフェ「ゲーテの会」」の立ち上げに関わり、以来、「IIAS塾ジュニアセミナー」の運営にも深く関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
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