内容説明
感動のエッセンスをちりばめた珠玉のあらすじ。人物相関図・地図・間取りなど「物語の世界」がひと目でわかる充実の図説。日本文学の金字塔45編の本当のおもしろさを知る。
目次
近現代文学の名作(「こころ」夏目漱石・親友を自殺に追いやった「先生」の苦悩;「それから」夏目漱石・社会の規範に背いて友人の妻に恋した男は…;「門」夏目漱石・不倫の末に結婚した男女の苦悩の日々;「舞姫」森鴎外・自己の目覚めと挫折を描く、国境を越えた悲恋の物語 ほか)
古典文学の名作(「伊勢物語」作者不詳・雅な世界を歌でつづった男の一代記;「源氏物語」紫式部・美貌にあふれた光源氏の恋愛遍歴;「平家物語」作者不詳・栄華を極めた平家の衰退までの歴史;「土佐日記」紀貫之・土佐の国から京への旅日記 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほけっち@マルポテ
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読書は体験!だからこそ、最初の印象で、本が好きにも、嫌いにもなる。ここにある名作も、学校やテストで出てくるものも少なくありません。人によっては、あまり良い印象なく、忘れるパターン・・教養でなく、人生の味わいとして読めばまた違うものの、それには、学生時代には、あまりに早い気がします。相関図や、あらすじは、分かりやすいです。ただ、現代的な意味で、「読みたい」と思えるかどうかどうか・・。じっくりと、落ち着いて読むことが少ないし、読み解ける人が少ないからこそ、マンガやダイジェスト本の助けが必要なのかもしれません。2015/12/30