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出版社内容情報
「見えない骨」を最新技術で覗き見ると、驚きの世界が広がっていた! 破壊と再生を繰り返す骨、そのカギを握るのは2つの細胞の「会話」だった! 免疫細胞の「教育」を担う骨髄、胸腺とは? 人類最大の敵、がんはなぜ骨に寄ってくるのかーー読めば「骨」のイメージが180度変わる最先端研究の数々を一挙紹介。あなたは、自分の骨について、まだ何も知らない。
内容説明
一見、硬くて不動のものであるように感じる骨。しかし、最先端の技術で観察すると驚くほど「動的」な姿が見えてきた。骨を壊す細胞とつくる細胞、真逆の機能の両者は互いに制御し合っていた!骨は生命に必須のカルシウム&リンの貯蔵庫の役割も。脳や脂肪組織とのかかわりが指摘される骨ホルモンとは?そして、人類の敵、がんはどうやって骨に転移するのか。第一人者が解説する骨研究の最前線。
目次
第1章 骨は体を支える“柱”―その構造と支持組織としての機能
第2章 「見えない骨」を見る科学―化石から最新技術まで
第3章 骨の動的平衡―“創造と破壊”の繰り返し
第4章 骨は全身機能を制御する―内分泌・代謝組織としての骨
第5章 骨は免疫細胞のゆりかご―免疫組織としての骨・骨髄
第6章 骨は秘密の隠れ家―がんと骨
著者等紹介
石井優[イシイマサル]
1973年、大阪府生まれ。1998年、大阪大学医学部医学科卒業。2005年、医学博士(大阪大学)。米国国立衛生学研究所・国立アレルギー感染症研究所客員研究員、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授などを経て、2013年より、大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科・免疫細胞生物学教室教授。2025年からは同大学大学院医学系研究科長・医学部長も務める。免疫学・骨代謝学を専門とし、生体イメージングを駆使した免疫・骨システムの動態解析を精力的に行っている。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞など受賞多数。日本骨代謝学会、日本リウマチ学会、日本免疫学会などの理事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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