出版社内容情報
青山二郎(1901年から1979年)古陶磁鑑賞家・装幀家・文筆家。
十代から毎月小遣い500円(時価125万円)を貰い、骨董を買い漁り、飲む打つ買うの放蕩に耽った。そして、柳宗悦との民芸運動、北大路魯山人との出会い。「青山学院」の校長として小林秀雄、白洲正子、河上徹太郎、中原中也などの面々との交流。この交流は、美を追い求めた求道者としての生涯にいかにかかわったのか、その全貌に迫る。
内容説明
青山二郎(一九〇一~一九七九)古陶磁鑑賞家・装幀家・文筆家。十代から毎月小遣い五百円(時価一二五万円)を貰い、骨董を買い漁り、飲む打つ買うの放蕩に耽った。そして、柳宗悦との民芸運動、北大路魯山人との出会い。「青山学院」の校長として小林秀雄、白洲正子、河上徹太郎、中原中也などの面々との交流。この交流は、美を追い求めた求道者としての生涯にいかに関わったのか、その全貌に迫る。
目次
序章 畸人ありき
第1章 骨董修業
第2章 柳宗悦の教え
第3章 新たな世界の開拓
第4章 柳宗悦との訣別
第5章 青山学院の校長
第6章 青山二郎と小林秀雄
第7章 青山二郎の美術評論
第8章 戦後の多彩な作家活動
第9章 青山二郎の眼
著者等紹介
田野勲[タノイサオ]
1942年生まれ。1968年東京大学人文科学研究科修士課程修了。専門は、アメリカ文学・文化専攻。現在、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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