出版社内容情報
ホスピタリティマネジメントとは、サービス利用者と現場職員が双方向に関わり合い、プラスの相乗効果を高め合える環境を構築するための経営哲学であり手法である。本書では、その理論的根拠と環境づくりの手法を「誰にでも身に覚えのある」事例を踏まえ解説。利用者の幸福感と職員のモチベーションを同時に高められるホスピタリティマネジメントは、利用者と職員が共創するものであり、「活私利他」「三方よし」に通ずる点がある事を提示した一冊。
内容説明
「誰にでも身に覚えのある」事例を基に利用者・職員が共に成長できる環境づくりの理論的根拠と手法を解説。
目次
介護経営の悪循環を断つ―ホスピタリティマネジメントが現場を変える
第1部 介護現場を変えるホスピタリティマネジメント(ホスピタリティとは何か―利用者と職員の相互作用;価値の再構築と自発性の発揮―ホスピタリティマネジメントの運用法とフレームワーク;価値共創と個別的・人間的な介護の実現―ホスピタリティマネジメントがもたらす効果)
第2部 事例で見るホスピタリティマネジメント(サービスからホスピタリティへ―環境要因を変更して「価値」を変える;利用者との共働による介護職員評価―主体性を引き出す面談と評価者研修)
第3部 すべての人に求められるホスピタリティマネジメント(施設完結型介護からの解放―地域包括ケアに基づく多職種連携体制の構築;利用者・職員共に求められる活私利他)
著者等紹介
吉原敬典[ヨシハラケイスケ]
1955年生まれ。広島県尾道市因島出身。1981年、立教大学経済学部経営学科卒業。2009年、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修士課程修了。2013年、同研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は、ホスピタリティマネジメント論、人的資源管理論。長崎国際大学助教授等を経て、目白大学経営学部教授・大学院経営学研究科研究指導教授、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師(ホスピタリティマネジメント1・2担当)。ビジネスクリエーター研究学会副会長、ホスピタリティマネジメント研究会会長。また、分科会としてホスピタリティコミュニティを設立し活動している。日本ホスピタリティ・マネジメント学会理事、幹事長、常任理事、会務担当理事等を歴任。コミュニティの一つとして、尾道サポーターの会会長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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