出版社内容情報
経済地理学の視点から、拡大メコン圏の形成を考察する。インドシナ半島の国々では拡大メコン圏(GMS)の形成に伴って、各国の地域政策と空間政策の再考や新たな検討が求められている。本書では、拡大メコン圏の開発計画を詳細に検討、東南アジア島嶼部の諸国における都市化の進展の傾向、拡大メコン圏における都市開発と地域開発について考える。
内容説明
経済地理学の視点から、拡大メコン圏の形成を考察する。インドシナ半島の国々では拡大メコン圏(GMS)の形成に伴って、各国の地域政策と空間政策の再考や新たな検討が求められている。拡大メコン圏の開発計画を詳細に検討、東南アジア島嶼部の諸国における都市化の進展の傾向、拡大メコン圏における都市開発と地域開発について考える。
目次
第1部 方法論の模索(D.ハーヴェイの空間概念からみたインドシナ半島;カンボジアとミャンマーの地理的空間における個人と社会)
第2部 国家の空間的再編(国境地帯の産業集積;タイの空間政策;ベトナムとカンボジアの地域再編;ミャンマーとラオスの都市成長;中国のリスケーリングと雲南省・広西壮族自治区)
第3部 大陸部と島嶼部(東南アジアの都市化;東南アジアにおける拡大メコン圏)
著者等紹介
生田真人[イクタマサト]
1952年生まれ。1976年鹿児島大学法文学部卒業。1980年大阪市立大学文学研究科中退、東京都立大学理学部地理学科助手。1985年大阪市立大学経済研究所講師・助教授。1996年立命館大学文学部教授。現在、立命館大学文学部特別任用教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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