むしろ、考える家事【電子特典付き】

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むしろ、考える家事【電子特典付き】

  • 著者名:山崎ナオコーラ【著者】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • KADOKAWA(2021/03発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048969611

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内容説明

「家事はもくもくと手を動かし続け、「時短」や「効率良く」を考えながらやるもの、さっさと済ませて次の時間へ行きたい。」そういうふうに家事時間をマイナスなものとしてとらえると、その時間がもったいないではないか! そう気づいた山崎ナオコーラさんは、家事時間をむしろプラスなものと捉えて、楽しい考えごとに使うことに。料理、掃除、洗濯、子育て……日常の家事の時間に考えたことを綴る、新しい視点のエッセイ。

【電子書籍版限定、山崎ナオコーラ直筆イラスト+コメントを収録!】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

179
なるほどなぁ…と頷くところが多々あった。ナオコーラさんのような発想の転換をしていたら私の結婚してからの日々は、いや、その前からの年月が違った人生だったかもしれないなぁなんて思った(今更ではあるが)夫婦としての自分、母親としての自分、社会人としての自分。自分としての自分…生きてる以上家事はあるよね。家事とは何か!さぁ、みんなで考えよう。ナオコーラさんは「これからは仕事よりも家事の時代だ!」と言っている。 2021/04/16

ジュール リブレ

80
2021年末、大掃除の時期に、合間に読む。家事を苦行と捉えずポジティブな時間に変えてしまった作者の勝ち。私も好きな家事はある。なにも考えずに皿洗いしたりしてると、気分がリセットされたり、ふといいアイデアが浮かんだり。よっぽど仕事の方が苦行だと再認識したり。レシピの読み方、面白かった。途中まで作ってオーブンが無いことに気づいたりは同じ経験あり。まずは最後まで読まなきゃダメですね。2021/12/26

nyaoko

80
仕事のみが社会参加ではない。家庭に入った主婦だって同じ。家事をする事、献立を考える、本やネットで探す、買い物をする、作る、片付ける、子供を病院に連れて行く、公園に、保育園に、そういうのも同じ。ウンウン、ナオコーラさんらしい。しかし、家事はめんどくさい。いかに家事を楽しく、効率良く済ませるかと、タスク化した方がいいとな、でもやりたくないとか、旦那だってもっと上手くなれよとか、ちょっと間間で愚痴ったり、悩んだりしてる所がまたいい。家事って、家族のみんながやるといいんだよね。2021/11/15

とよぽん

72
山崎ナオコーラさんの文章を初めて読んだ。タイトルが私には謎で、読み終わった今も「?」だ。「むしろ」という言葉から、何かと比較しているのだろうが、何と? 時短とか効率とか? 最後の方に「家事時間で考えごとを進める」をメインに努力していきたいとあった。そして「家事は社会づくりだ」、「一緒に社会を作りましょう。」と結ぶ。私が一番共感したのは、p68「理想の生活は、性別に関係なく誰もが、仕事も家事も育児も子連れ旅行もオンで過ごし、睡眠や散歩や趣味やひとり旅といったオフの時間を別枠で十分に取れるものだ。」の箇所。2021/05/04

ぶんこ

59
ナオコーラさんが2児の母となっていたことに驚きました。確かに赤ちゃんと4歳児を抱えての育児・家事、そして創作は厳しいと思います。連れ合いの書店員さんが「オレ様」ではないのですが、それでも職場での労働時間の長さと気力体力の消耗もあって、なかなか一緒に育児・家事に取り組めないのも理解されているナオコーラさんです。そんな中「指示のみで動く」でのご夫婦での家事の取り組み方が、我が家と同じなので笑えました。今が育児もあって大変な時であろうナオコーラさんにエールをおくりたくなりました。2021/06/09

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