出版社内容情報
教職をめざす人のための、教育史のテキスト。教職課程コアカリキュラム「教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想」に対応。初学者に向けて正確さとわかりやすさを意識し、教育思想・教育制度の歴史について、西洋と日本の両面から年代順にコンパクトにまとめた。子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」を実現する教師を目指すにあたって土台となる「教育とは何か」という問いに向かいあうための、入り口となる一冊。
目次
第1部 西洋の教育の歴史と思想(教育思想の源流―古代ギリシア・ローマの教育;中世のキリスト教主義教育―ルネサンスから宗教改革へ;17世紀の教育思想―近代教育思想の変遷;近代市民社会のなかで―18世紀の教育;フレーベルとヘルバルト―19世紀の教育;新たな包摂の時代に向けて―20世紀以降の教育)
第2部 日本の教育の歴史と思想(多様性のなかの学びと「学校」―古代・中世・近世の教育;国民教育の始動―明治期の教育;大正教育から「総力戦」へ―大正・昭和戦前期の教育;教育の民主化―戦後教育改革期の模索;高度経済成長下の教育―講和・独立から「四六答申」;臨時教育審議会と教育改革のゆくえ)
著者等紹介
貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
1963年生まれ。武蔵野大学教育学部・同大学院教授。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)
広岡義之[ヒロオカヨシユキ]
1958年生まれ。神戸親和女子大学発達教育学部・同大学院教授。関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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