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出版社内容情報
ASDの子どもたちはどんなことが苦手で本人は何に困っていてどうしてほしいと思っているのでしょう
そして、周りの大人はどんなふうに関わればいいのでしょう
この本を通じて一緒に考えてみましょう
就学前の発達障害児を育てる保護者と園の先生が抱える、それぞれの「困り事」とは一体何か。保護者と園の先生が、日々の苦労を分かち合い、子どものスムーズな就学につなげるねらいをもつシリーズ全5巻の第1巻。本書では、まずASD/自閉スペクトラム症の子どもたちの家庭と園のそれぞれのエピソードをとりあげ、安心・解決のためのアドバイスをまとめる。そのうえで就学に向けて家庭や園で、それぞれにできることを伝える構成とした。
[ここがポイント]
◎ 発達障害児を育てる保護者と保育園・幼稚園の先生が抱える「困り事」を、1・2章に分けてエピソードで紹介。
◎ 1・2章のエピソードは見開き4頁で、相談、子どもの特性の把握、安心・解決のための専門家のアドバイスで構成。「困り事」の共有化をスムーズに図る。
内容説明
ASDの子どもたちはどんなことが苦手で、本人は何に困っていて、どうしてほしいと思っているのでしょう。そして、周りの大人はどんなふうに関わればいいのでしょう。この本を通じて一緒に考えてみましょう。
目次
第1章 こんなときどうする?おうち編―おうちでのエピソード(ありささんの場合 ひとり遊びが好きで、興味・関心が独特すぎる;そうすけさんの場合 生活に困るほど、こだわりが強い;みすずさんの場合 毎日のように、園に行きたがらない ほか)
第2章 こんなときどうする?保育園・幼稚園編―園でのエピソード(ありささんの場合 いつもひとりぼっちで、遊びに加わらない;そうすけさんの場合 とにかくガンコで、融通が利かない;みすずさんの場合 運動会の練習に参加しない ほか)
第3章 楽しい学校生活を送るために知っておきたいASDのこと(ASDの特性を知る―Q&Aで専門家が解説;家庭でできること―保護者に向けた5つのヒント;保育園・幼稚園でできること―園の先生に向けた5つのヒント ほか)
著者等紹介
内山登紀夫[ウチヤマトキオ]
精神科医師。専門は児童精神医学。順天堂大学精神科、東京都立梅ヶ丘病院、大妻女子大学人間関係学部教授、福島大学大学院人間発達文化研究科学校臨床心理専攻教授を経て、2016年4月より大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。2013年4月より福島県立医科大学会津医療センター特任教授併任。よこはま発達クリニック院長、よこはま発達相談室代表理事。1994年、朝日新聞厚生文化事業団の奨学金を得て米国ノース・カロライナ大学TEACCH部シャーロットTEACCHセンターにて研修。1997~98年、国際ロータリークラブ田中徳兵衛冠名奨学金を得てThe center for social and communication disorders(現The NAS Lorna Wing Centre for Autism)に留学。Wing and Gouldのもとでアスペルガー症候群の診断・評価の研修を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。