出版社内容情報
東海大大阪仰星と東福岡が戦った2021年全国高校ラグビー大会の準々決勝は、同点に終わり抽選で次の試合に進むチームが決まった。
「プレー中にノーサイドが来ていた気がします」
試合が終われば友達になるというラグビー精神を表す「ノーサイド」。それが試合中に来たという。どうしてそんな気持ちになったのか。試合中に何が起きていたのか。
認め合うライバルの幸せな引き分け試合を描いたラグビー・ノンフィクション。
内容説明
全国高校ラグビー大会「花園」で戦った、2つのチームに生まれたノーサイドの精神。認め合うライバルの幸せな引き分け試合を伝えるラグビー・ノンフィクション。
目次
引き分け
第1章 好敵手―認め合うライバル
第2章 準備―目標に向かって
第3章 対決―日本一を目指して
第4章 激闘―終わらない戦い
第5章 抽選―勝敗の先にあるもの
友情の証
著者等紹介
村上晃一[ムラカミコウイチ]
ラグビージャーナリスト。京都市出身。現役時代のポジションは、センター、フルバック。86年度西日本学生代表として東西対抗に出場。元「ラグビーマガジン」(ベースボール・マガジン社)編集長。現在はフリーランスの編集者、記者として活動。「ラグビーマガジン」「ナンバー」(文藝春秋)J SPORTSのWEBサイトなどにラグビーについて寄稿するほか、J SPORTSのラグビー解説、BS朝日「ラグビーウィークリー」コメンテーターなど、さまざまな場でラグビーの魅力を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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