出版社内容情報
大正十二(一九二三)年に裏千家家元の長男として生まれ、同志社大学に入学。大学予科の途中で海軍に入隊し、白菊特別攻撃隊として死を覚悟しながらも生還する。戦争を生き抜いた人間として伝えるべきものがあるとの思いを抱き、百歳が近づくいまも世界中を飛び回る大宗匠が、多くの人とのご縁のなかで学び、また悩み苦しんできた日々を率直に語る。その言葉には、無常の世を生きる苦しさや孤独に負けない、心の磨き方のヒントに満ちている。
内容説明
天命とともに生きる。来たるべき百年のために。
目次
第1章 気づいたときには、運命を生きている
第2章 求める門を叩きなさい
第3章 茶箱とともに海軍へ
第4章 「無」の入り口へ
第5章 磨っても磨っても減らない硯
第6章 愚公山を移す
第7章 喫茶去―お茶をどうぞ
著者等紹介
千玄室[センゲンシツ]
1923年、京都府生まれ。同志社大学卒業後、ハワイ大学修学、韓国・中央大學校大学院博士課程修了。1949年、大徳寺管長後藤瑞巌老師のもとで修行得度、斎号「鵬雲斎」安名「玄秀宗興」を受け若宗匠となる。1964年10月、裏千家15代家元となり今日庵庵主として宗室を襲名。2002年12月、嫡男千宗之に家元を譲座し、汎叟千玄室大宗匠(哲学博士、文学博士)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てん06
14
昨年の京都ブックパークで夫が購入。千玄室氏が亡くなって間もないころだと思う。千利休につながる千家に生まれて家元を継ぐというと、子供のころから、日夜お茶のお稽古ばかりかと思うと意外な経歴があって驚く。だからこそ、何かに凝り固まっているのではなくてフラットなものの見方、考え方をされているように思われた。海外へ積極的に行った方ならではの日本への見方は、茶道の家元というイメージを覆す。戦前生まれの方だが、言われていることは古臭いと感じなかった。2026/04/20
和草(にこぐさ)
13
宗家をご嫡男に譲り家元から大宗匠になられた裏千家の方。広い視野をもたれている方。2021/05/04
takao
1
ふむ2021/07/19
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- 和書
- フースケ 文春文庫




