出版社内容情報
本書では、教師の専門性とは何か、専門性を備えた教師をどう育てるのかを追究していく。まず、教師の専門性の実際について、ケアリング、学級経営、反省的実践家、ライフコースなどのキーワードをもとに様々な観点から検討する。さらに、現代に求められる教師を育てていくために必要な、教員養成や校内研修をはじめとした教師教育のあり方を探る。教師が教えるということ、教師自身が学ぶということはいかにして成り立つのかを考える一冊。
目次
プロローグ 教師の専門性を考える
第1部 教え育むことを追究する(教師の仕事と教えること―激動期の教職;ケアリングと教えること;学級を経営する―学びの集団をつくる;教えることを学ぶ―反省的実践家になるとは;教師の生涯発達と師道―教師のライフコースを考える)
第2部 教師を育てる(教師になるために―教員養成を考える;教師を育てる校内研修;教師を育てるメンタリング;教師が自己成長できるために―アクション・リサーチャーを育てる)
エピローグ 師道を追究する教師であるために
著者等紹介
浅田匡[アサダタダシ]
早稲田大学人間科学学術院教授。1958年生まれ。1982年大阪大学人間科学部人間科学科卒業。1985年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程教育学専攻退学。大阪大学人間科学部助手、国立教育研究所研究員、神戸大学発達科学部附属人間科学研究センター助教授を経て、2002年より現職
河村美穂[カワムラミホ]
埼玉大学教育学部教授。1961年生まれ。1984年お茶の水女子大学家政学部卒業。1986年お茶の水女子大学大学院家政学研究科修士課程食物学専攻修了。2002年早稲田大学大学院教育学研究科修士課程学校教育専攻修了。2011年早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。東京都立高等学校教諭、埼玉大学教育学部助教授・准教授を経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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