出版社内容情報
統計学をはじめて学ぶうえでの難関が、「仮説検定」と「区間推定」。本書では、この統計学の基本をデータ整理の基礎から学ぶことができる。確率を使わず、中学レベルの数学の平均と標準偏差で説明する。実例を多く取り入れ、理解を助ける最もわかりやすい入門テキスト。
内容説明
統計学をはじめて学ぶうえでの難関が、「仮説検定」と「区間推定」。本書では、この統計学の基本をデータ整理の基礎から学ぶことができる。確率を使わず、中学レベルの数学の平均と標準偏差で説明する。実例を多く取り入れ、理解を助ける最もわかりやすい入門テキスト。
目次
統計学は「説明のための技術」である
第1部 データの整理とその特徴の読み取り(データに含まれる不確実性を「見える化」する―度数分布表とヒストグラム;誰もが知ってる平均値―中心の尺度;標準偏差(S.D.)はとても大事な統計値―バラつきの尺度
世の中は正規分布だらけ―最もよく見かける分布の形)
第2部 推測統計―大標本のケース(入手したデータの背後にあるもの―「部分」から「全体」を推測する;統計的推論に不可欠な分布―標本分布を理解しよう;正解はこのあたりなのか―母平均の区間推定;本当に差はあるのか―仮説検定の基本;ふんわりアクセルは燃費を向上させるのか―2グループの平均の差の検定)
第3部 推計統計―小標本のケース(どのくらいバラつきそうか―カイ2乗分布と母分散の区間推定;入手できるデータが少ないときの分布―t分布;データが少なくても比較はできる―2グループの平均の差の検定)
むすびにかえて
著者等紹介
溝渕健一[ミゾブチケンイチ]
1980年兵庫県生まれ。2008年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(Ph.D.)。松山大学経済学部・講師、准教授を経て、松山大学経済学研究科教授
谷〓久志[タニザキヒサシ]
1962年大阪府生まれ。1991年ペンシルバニア大学大学院経済学研究科修了(Ph.D.)。神戸学院大学、神戸大学を経て、大阪大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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