出版社内容情報
宇治市では「総合的な学習の時間」に公立の小三?中三までの共通教材として「宇治学」と称する副読本を用いている。本書では全国的にも珍しいこの取組に焦点を当て、(1)小中一貫教育における系統的で、(2)学習指導要領の改訂を踏まえ、(3)地域と連携した学習モデル、また(4)学校・地域・家庭の連携による地域社会の活性化を特色に持ち、子どもが主体的・協働的・実践的態度を養うべく「地域協働型学習モデル」を提示。
内容説明
地域独自の教材を活かした事例紹介。公立小中学校が地域を巻き込みながら取り組んだ地域協働型の学習モデル・地域活動のヒントを描く。
目次
序章 新たな地域協働型学習モデルを目指して
第1章 地域の特性を生かした地域協働型学習
第2章 総合的な学習の時間の意義と目指す資質・能力
第3章 小中学校・地域にみる「宇治学」の意義と可能性
第4章 「宇治学」の学び方
第5章 全7学年にみるテーマ別の「宇治学」単元構想
第6章 学校の独自色を生かす「宇治学」の実践事例
著者等紹介
橋本祥夫[ハシモトヨシオ]
京都教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、京都文教大学臨床心理学部教育福祉心理学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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