内容説明
M&Aの全体像が1冊で分かる法務担当者・若手弁護士向け実務入門。典型的なM&Aの契約条項に加え、金商法、独禁法、労働法、知的財産法等の周辺領域も網羅的に解説。
目次
第1章 総論(M&Aの動機・目的;各種のM&A;M&Aの流れ ほか)
第2章 各論1(手続の流れに沿って)(交渉相手が決まるまで;契約を締結するまで;契約を実行するまで)
第3章 各論2(M&Aに関する特殊問題)(クロスボーダーM&A;Distressed M&A;入札 ほか)
著者等紹介
柴田義人[シバタヨシヒト]
1988年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、1988年~1989年富士通株式会社勤務、1993年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了、1998年弁護士登録、2004年米国デューク大学ロースクール修了(LL.M.)、2005年イリノイ州公認会計士試験合格、ニューヨーク州弁護士登録。2015年4月~アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー。完全子会社化、ディストレスト案件、ジョイントベンチャー組成、ノンコア事業のカーブアウト、持株会社等のM&A案件のほか倒産事件も多数経験してきた
石原坦[イシハラヒロシ]
1997年東京大学経済学部卒業、2000年弁護士登録、2004年慶應義塾大学法学部卒業。2005年米国コロンビア大学ロースクール修了(LL.M.)、2006年カリフォルニア州弁護士登録、2007年ニューヨーク州弁護士登録。2015年4月~アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー。主要な業務分野は、国内及びクロスボーダーのM&A、国際商取引、株主総会指導を含む国内企業法務全般。M&Aでは、国内上場会社による事業統合、ジョイントベンチャー組成、グループ内再編や日本企業による海外企業の買収等の豊富な実務経験を有する
関根良太[セキネリョウタ]
1995年早稲田大学法学部卒業、2000年弁護士登録、2005年米国デューク大学ロースクール修了(LL.M.)、2006年ニューヨーク州弁護士登録。2015年4月~アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー。M&Aを主要な業務分野とし、事業承継型M&A、再建型M&A、MBO/完全子会社化、上場子会社化、事業統合、グループ再編、第三者割当増資(上場企業への投資、ベンチャー投資、DES等)などを取り扱う。特に、種類株式を利用したスキームを伴う事案の経験が多い
廣岡健司[ヒロオカケンジ]
1997年東京大学法学部卒業、2000年弁護士登録、2004年米国南カリフォルニア大学ロースクール修了(LL.M.)、2005年ニューヨーク州弁護士登録、2006年英国ケンブリッジ大学ビジネススクール修了(M.B.A.)。2015年4月~アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー。国内およびクロスボーダーのM&A案件、コーポレートファイナンス案件を主要な業務分野とする。国際M&A案件では、企業買収、事業売却、戦略的提携、ベンチャー投資等において多国籍メンバーのチームをリードして、ストラクチャリングから、契約作成・交渉、クロージングまで担当し、日本企業を代理した海外での企業買収・合弁案件等の豊富な経験を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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