出版社内容情報
今やポンコツ化した資本主義に血の通う温かい母性資本主義を!
困った人を助ける本能、「母性」を生かして誰もが「満足して死ねる社会」を築きましょう
令和の日本が直面する問題は少子化やAI化ではなく、高齢者の「長く緩慢な死」の爆発的増加がもたらす「多死社会」の到来。世界史上初の事態(ピンチ)をチャンスに変えるためにはポジティブな死生観「(パラダイムシフト)を確立し、介護・看取り分野での「母性」機能の提供に「価値」を認める経済社会システムの構築が喫緊の課題である。本書はこれまでの霞ヶ関の常識を打ち破る、現役経産官僚による渾身の「日本改造プラン」。
内容説明
今やポンコツ化した資本主義に血の通う温かい母性資本主義を!困った人を助ける本能、「母性」を生かして誰もが「満足して死ねる社会」を築きましょう。
目次
第1章 多死社会での「望ましい死に方」
第2章 パラダイムシフトが進む「家族のあり方」
第3章 人を人たらしめるスピリチュアリティ
第4章 介護は多死社会における基幹産業
第5章 多死社会に不可欠な母性資本主義
第6章 母性の通貨で多死社会を乗り切れ
補論 日本における多死社会(増田幹人(駒澤大学経済学部准教授))
著者等紹介
藤和彦[フジカズヒコ]
経済産業省経済産業研究所上席研究員。1960年生まれ。通商産業省(現経済産業省)入省後、エネルギー・中小企業政策などに携わる。2003年に内閣官房に出向(内閣情報調査室内閣参事官)。2016年から現職。最近は経済・金融の知見に加えて社会学や哲学、宗教学の観点も踏まえて日本のあり方を積極的に提言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 箱男 新潮文庫 (改版)
-
- 和書
- 絵画論