目次
1 地球環境と資源(地球環境問題は資源問題;マイニングエンジニアが見た資源開発と地球環境)
2 資源生産性向上の必要性(資源が背負う「リュックサック」;日本全体の物質フロー;資源の貿易にともなう産出国の環境問題と輸入国との関係)
3 資源の生産性向上を阻むもの(安すぎる鉱物・エネルギー資源;原料資源の選択的使用か均質化による使用か;製造業における垂直分業と資源の生産性;過剰品質のモノづくりと原材料資源に対する過剰品質要求;動脈と静脈があまりにアンバランスなこと;その他の要因)
付録「カヌール声明」
著者等紹介
谷口正次[タニグチマサツグ]
1938年、東京都生まれ。九州工業大学鉱山工学科卒業。1960年、小野田セメント株式会社入社。1987年、資源事業部長。1991年、取締役(資源事業部長)。1993年、常務取締役(資源事業本部長)。1994年、秩父小野田株式会社と社名変更。同社、常務取締役。1996年、専務取締役。1998年、太平洋セメント株式会社と社名変更。同社、専務取締役。2001年、屋久島電工株式会社、代表取締役社長(太平洋セメント株式会社、専務取締役兼務)、現在に至る。国連大学ゼロエミッションフォーラム理事。日本工学アカデミー会員
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