出版社内容情報
熊谷守一(1880年から1977年)画家。
見えないものを描く、無形の領域を描く。死に出会うことで、逆に生きるということは何かを追い求めた。守一の創造の源泉は何か。なぜ作品の生命力はやどるのか。画家である著者が、周辺史料、そして作品、関係者の証言から解き明かす。庭の中で絵を描くことだけに没頭したその97年の生涯。
内容説明
死に出会い、死を見つめながら、見えない生を描き続けた仙人の画家。
目次
序章 無形の領域
第1章 生い立ち
第2章 感性の確立
第3章 守一が心開いた人々
第4章 見えないものを追って
第5章 作品で辿る守一の戦後
終章 守一と無形
著者等紹介
古川秀昭[フルカワヒデアキ]
1944年旧満州奉天市(現瀋陽市)に生まれる。1968年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。岐阜に住み、1978年までフリー、個展、グループ展、壁画制作。1979年岐阜県美術館開設準備室に参加、学芸員となる。2003~2015年岐阜県美術館館長。現在、OKBギャラリーおおがき館長・前岐阜県美術館館長・モダンアート協会会員・日本美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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