出版社内容情報
本書では「政策」と「情報」との関係について、「情報のための政策」および「政策のための情報」という2つの視点から解説し、政策と情報との関わりについての理解を深める。第?部では、政府と情報との関わりをはじめ、情報資源やデジタル情報、オープンデータなどを取り上げる。続く第?部では、エビデンスと政策の関係をはじめ、政策アイデアや政策研究の社会的意義を考察し、市民の政策への関わりについて問題提起を行う。
目次
序章 「政策と情報」について考えるための基本的な事柄
第1部 情報のための政策(政府と情報との関わり;政府による情報資源の管理体制―公文書管理制度と統計制度;政府のデジタル化と政策;オープンデータと公共政策)
第2部 政策のための情報(政策形成プロセスにおけるエビデンスと情報;政策アイディアと情報;「政策決定に向けた情報」としての政策研究;市民参加と情報)
著者等紹介
佐野亘[サノワタル]
1971年名古屋市生まれ。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授
山谷清志[ヤマタニキヨシ]
1954年青森市生まれ。現在、同志社大学政策学部、同大学大学院総合政策科学研究科教授
岡本哲和[オカモトテツカズ]
1960年大阪生まれ。現在、関西大学政策創造学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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