ミネルヴァ日本評伝選<br> 大内義隆―類葉武徳の家を称し、大名の器に載る

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ミネルヴァ日本評伝選
大内義隆―類葉武徳の家を称し、大名の器に載る

  • 藤井 崇【著】
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • ミネルヴァ書房(2019/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623086788
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

「文治派」義隆は虚像だったのか?
富と栄達を叶えた男の真実に迫る。

大内義隆(1507年から1551年)戦国大名。
石見銀山の経営や、遣明船貿易を行い、周防山口を西の京と呼ばれるほど繁栄させた義隆。朝廷との交流を深め一族で高い官位を授与された事実や、文治派のイメージを払拭するほどの数々の武功にも焦点を当て、その生涯に迫る。

内容説明

大内義隆(一五〇七~一五五一)戦国大名。石見銀山の経営や、遣明船貿易を行い、周防山口を西の京と呼ばれるほど繁栄させた義隆。朝廷との交流を深め一族で高い官位を授与された事実や、文治派のイメージを払拭するほどの数々の武功にも焦点を当て、その生涯に迫る。

目次

序章 栄光の分国
第1章 治世の開始
第2章 北九州の戦乱
第3章 安芸の戦乱
第4章 「出雲遠征」の失敗
第5章 分国の再建
第6章 戦勝と終極
終章 義隆の残照と余徳

著者等紹介

藤井崇[フジイタカシ]
1978年山口県生まれ。2009年一橋大学大学院博士課程単位取得退学。博士。日本学術振興会特別研究員PD(2011~13年度)。現在、聖徳大学・東海大学・立教大学・明治大学・東北学院大学兼任講師・千葉大学非常勤講師。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

13
大内義隆の評伝。文弱な男色大名というイメージを覆すためか、義隆の政治・軍事面の動向に特化した内容。出雲遠征での大敗は痛いが、家督相続後から大寧寺の変直前までほとんどの軍事作戦を成功させており、まさに武徳の家の当主にふさわしい戦績。まただからこそ陶隆房視点では、山口から督戦するのみになった大敗後の義隆が、歯痒かったのかもしれない。他に「官位コレクター」とも揶揄される積極的な任官も、明との交易を優位に進めるために拘ったという見方が興味深いところであった。2019/11/06

ソノダケン

4
知略と武勇で名高い毛利家が、中国地方を制覇したあとパッとしない理由がこれまで解らなかった。それは毛利家の興隆が、大内家の滅亡と重なってるからだと著者は推測する。権勢の虚しさと儚さを悟った毛利家は、おいそれと動けなくなってしまったのだ。陶隆房の謀反にしても、父に倣って率兵上洛を狙う義隆の野心を危惧したから、という説が述べられている。「文治派と武断派の対立」という通説と真逆だ。2020/01/29

吃逆堂

4
脈絡のない事実の羅列のようでありながら、読み進めていくうちに義隆を中心とする領国のようすがわかっていくよう。周辺の公家の活動は触れられていたが、それならば文化面の業績についても少し知りたかったかも。2020/01/22

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