出版社内容情報
東京電力福島第一原子力発電所事故から8年。日本が経験したことのない広域かつ長期にわたる避難生活は、今日もまだ続いている。本書は、著者らが震災後に行ったいくつかの大規模調査や現地調査をもとにし、多角的な視点から地域と暮らしの再建に何がどう影響したのかを明らかにしていく。そして被災者の生活再建と地域再生(レジリエンス)に向けた社会システムの構築をめざし、「複線型復興」という政策提言を行う。
内容説明
東京電力福島第一原子力発電所事故から8年。日本が経験したことのない広域かつ長期にわたる避難生活は、今日もまだ続いている。本書は、著者らが震災後に行ったいくつかの大規模調査や現地調査をもとにし、多角的な視点から地域と暮らしの再建に何がどう影響したのかを明らかにしていく。そして被災者の生活再建と地域再生(レジリエンス)に向けた社会システムの構築をめざし、「複線型復興」という政策提言を行う。
目次
序章 ふくしま原子力災害からの複線型復興へ
第1章 東京電力福島第一原子力発電所事故における緊急避難と原子力防災
第2章 原子力災害における被災自治体と復興計画
第3章 避難者の生活再建と住まいの再生
第4章 災害時の福祉課題とその支援
第5章 原子力災害時の農林漁業への対応
第6章 原子力発電所事故後の福島県産品に対する評価基準と地域メディア
第7章 原子力災害法制の現状と課題
第8章 賠償の問題点と被害者集団訴訟
終章 原子力災害からの生活再建と新たな災害復興法制度の展望
著者等紹介
丹波史紀[タンバフミノリ]
1973年:愛知県生まれ。2003年:日本福祉大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻博士後期課程中退。2004‐2017年:福島大学行政政策学類准教授。現在:立命館大学産業社会学部准教授、福島大学客員准教授
清水晶紀[シミズアキノリ]
1980年:東京都生まれ。2007年:上智大学大学院法学研究科法律学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在:福島大学行政政策学類准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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