出版社内容情報
本書は、教師を目指す学生や現職の教師が、家庭科という教科を好きになり、自信をもって授業をするための、教職科目「初等家庭科教育法」に対応したテキスト。各章の前半では、家庭科教育や現代の教育課題にかかわる重要なテーマについて解説する。後半で、そのテーマに関連した授業実践の事例を、読者が実際に行えるよう写真や図表も用いながら詳しくわかりやすく紹介する。
内容説明
家庭科をみんなで楽しみましょう!本書は、教師を目指す学生や現職の教師が、家庭科という教科を好きになり、自信をもって授業をするための、教職科目「初等家庭科教育法」に対応したテキスト。各章の前半では、家庭科教育や現代の教育課程にかかわる重要なテーマについて解説する。後半で、そのテーマに関連した授業実践の事例を、読者が実際に行えるよう写真や図表も用いながら詳しくわかりやすく紹介する。
目次
プロローグ 魅力的な家庭科の学習にするために
年間指導計画と題材の構成を考えてみよう―家庭科の年間指導計画はどのように立てるのか
自信をもって任せて子どもに力をつけよう―実習は段階をふんで、ホップ・ステップ・ジャンプ!
知識・技能を確実に身につけ、活用できるようにしよう―繰り返すことで子どもは力をつける
子どもが意欲をもつ評価をしよう―パフォーマンス評価で生きた学習に
家族や地域の一員としての自分を考える授業をつくろう―自分の学びを振り返り、家族や地域の一員としてできるようになったことを実感させよう
伝統文化のよさを生活に生かす授業をつくろう―あたりまえの生活を丁寧に
社会に開かれた教育課程を授業で実現しよう―地域の教育資源を生かして、目指す姿を社会と共有する
持続可能な社会を目指した生活をつくる授業をつくろう―消費生活と環境に目を向けよう
学校の独自性を生かして教材を開発しよう―子どもと一緒に目の前の宝物を生活に生かそう
学校組織で授業をつくろう―みんなを巻き込んだ授業で子どもも教師も生き生きと
カリキュラム・マネジメントで学びの可能性を広げよう―他教科との関連を考えてみよう
学びの準備をしておこう―カリキュラム・マネジメントで生活に関心をもつ準備をしておく
家庭科の学びの質を高めよう―生活に役立つ学習から、ものの見方や考え方を育てる
エピローグ これからの家庭科の学習に求められるもの
著者等紹介
岸田蘭子[キシダランコ]
京都教育大学大学院教育学研究科修了。京都教育大学附属京都小学校教諭を経て京都市公立小学校教諭として勤務。京都市立広沢小学校校長から京都市立高倉小学校校長。全国小学校家庭科教育研究会副会長。関西福祉大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。