内容説明
公認心理師のカリキュラムにおける科目「教育・学校心理学」では、「教育現場において生じる問題及びその背景」と「教育現場における心理社会的課題及び必要な支援」を学ぶこととされている。本書では、このカリキュラムに対応したテキストとして、学校現場における子どもの学びを支えるために、また、不登校・いじめ・児童虐待などの様々な課題に向き合い対応するために必要な知見を、事例や具体的方策もまじえてわかりやすく伝える。
目次
公認心理師と学校における援助サービス
第1部 教育の諸問題と教育・学校を支える仕組み(教育の諸問題―多様な子どもをどう支援するか;特別支援教育―エビデンスにもとづく計画的な支援と連携)
第2部 教育心理学(学びのプロセス―学びの本質を理解しよう;学びの環境―個人と環境とのかかわりを捉える社会文化的視点;学校の集団と人間関係―みんなが楽しく過ごせる学級を目指して)
第3部 学校心理学(不登校―登校を支える多様な支援;いじめ―子どもたちの心を守るために;問題行動・学級崩壊・児童虐待への対応―スクールカウンセラーと教師・保護者の連携;スクールカウンセラー―スクールカウンセリングの歴史と今後に向けて;チームとしての学校(チーム学校)とスクールカウンセラー―心理の専門性を発揮しながら協働するための理論と方法
大学における学生相談―大学コミュニティで活躍するカウンセラーを目指して)
著者等紹介
水野治久[ミズノハルヒサ]
大阪教育大学大学院連合教職実践研究科教授
串崎真志[クシザキマサシ]
関西大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まろすけ