出版社内容情報
福祉・介護問題の根底には、人の疾病・障害などに対する偏見・先入観がどうしても存在する。本書はこれらの払拭をめざし、社会意識と行動の変容、これに寄与する福祉・介護サービス論とは何か、という視点を重視。具体的テーマを取り上げわかりやすく解説。自律・自立した生活の継続を支援するという福祉・介護の目標と臨床方法について、基礎知識と、新しい考え方を獲得するためのテキスト。
内容説明
福祉・介護問題の根底には、人の疾病・障害などに対する偏見・先入観がどうしても存在する。本書はこれらの払拭をめざし、社会意識と行動の変容、これに寄与する福祉・介護サービス論とは何か、という視点を重視。具体的テーマを取り上げわかりやすく解説。自律・自立した生活の継続を支援するという福祉・介護の目標と臨床方法について、基礎知識と、新しい考え方を獲得するためのテキスト。
目次
福祉問題の解決アプローチ
社会と人間
人間生活と社会環境との調整
「福祉」と「社会福祉」
福祉がなぜ「問題」となるのか
共生社会とは何か:社会システムと社会的スティグマ
人間の自律と自立と自由
「その人らしさ」への支援
社会福祉における人間の理解
自己決定と行動変容
生活困窮を捉える方法
「人間に値する生活」と克服追求
社会福祉の制度と社会福祉改革
社会福祉行財政と福祉計画
介護の制度と地域包括ケア
認知症への新しいアプローチ
健康と予防
幸福
福祉サービス提供の組織とプロセス
生産性と福祉事業経営
著者等紹介
小笠原浩一[オガサワラコウイチ]
1952年長野県伊那市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程修了(経済学博士東京大学)。山形大学人文学部助教授、埼玉大学経済学部教授を経て、2005年より東北福祉大学総合福祉学部社会福祉学科教授。2018年4月より埼玉大学名誉教授。2018年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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