出版社内容情報
保健師・社会福祉士等の専門職が地域でソーシャル・キャピタルを育て活用するための手法と、地域保健福祉において生じやすいトラブルの要因と対策を分かりやすく解説。また、持続可能な地域共生社会を指向した介護予防・子育て支援・地域での孤立予防の事例等を基に、住民・学校・企業・行政等の社会資源を適切に評価した上で、他部署の職員や多様な専門職・住民と様々な分野を横断して連携しwin-win関係を構築する重要性、さらにはコロナ禍でのグループ活動の再開等における新型コロナウイルス感染症対策についても言及。
現場で使える「まち」の健康づくりのためのヒントが満載の一冊。
目次
第1部 地域保健福祉とソーシャル・キャピタル(少子高齢化・無縁社会化時代の到来―社会状況の変化と政策の動向;なぜソーシャル・キャピタルが必要なのか;ソーシャル・キャピタルとは何か)
第2部 住民を主体とした「まち」の健康づくりのための手法(地域を知る;社会資源と協働する;課題を発見し現状を把握する ほか)
第3部 住民を主体とした「まち」の健康づくりと新型コロナウイルス感染症対策(新型コロナウイルス感染症の基本的な感染症予防対策;Withコロナでのグループ活動における心構えと実践のための工夫)
著者等紹介
藤原佳典[フジワラヨシノリ]
2000年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム研究部長
倉岡正高[クラオカマサタカ]
2009年ボストン大学教育大学院教育行政・政策学部博士課程修了(教育学博士)。現在、東京都健康長寿医療センター研究所介護予防・フレイル予防推進支援センターグループ統括
石川貴美子[イシカワキミコ]
2012年千葉大学大学院看護学研究科地域看護システム管理学修了。現在、秦野市福祉部参事(兼)高齢介護課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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