出版社内容情報
2017年に改訂された学習指導要領では、小学校6年生社会科の授業の学習順序が、歴史からではなく、政治(憲法)から学ぶように変更されたことなどから、学校現場でも「日本国憲法」に関する関心が高まっている。しかし、「日本国憲法」について授業を行うことに難しさを抱える教員も少なくない。本書では、教職員をめざす学生や、現場の教員が、実際に学校現場で授業を行う際に役立つ理論や実践をわかりやすく紹介する。
内容説明
どうして「憲法」を学ぶの?全国の実践者がわかりやすく憲法学習の理論と方法を解説!見開きのレイアウトで各トピックの授業展開のコツがよくわかる。小・中・高校の授業実践で役立つ資料やヒントが満載!
目次
第1章 なぜ、憲法学習は必要なのか
第2章 学校現場で大切にしたい憲法学習の意義(民主的に学ぶという視点から;人権感覚を養うという視点から ほか)
第3章 憲法学習の基礎基本―小学校での授業のために(日本国憲法の学習をはじめよう;日本国憲法とわたしたちの暮らし ほか)
第4章 さらに深める憲法学習―中学校・高校での授業のために(個人の尊重;憲法の歴史と未来を考える ほか)
第5章 憲法学習を活かすために学校現場で気をつけること(政治的中立の留意点;小学校授業の留意点 ほか)