叢書・知を究める<br> ホモ・サピエンスの15万年―連続体の人類生態史

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ホモ・サピエンスの15万年―連続体の人類生態史

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623084449
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C0322

出版社内容情報

科学で解読する人類の歴史
男女の性差、人種、文化‥異なるものすべてを連続体(スペクトラム)で理解する。

本書では、生物学・医学・地理学・社会学・人口学等さまざまな分野と関連した人類生態学という視点をもとに、ホモ・サピエンスの歴史一五万年をたどっていく。男女の性差や人種、文化など、異なることを二項対立的に思考するのではなく、一つの連続するものとしてとらえることで、人類にとっての異文化理解、多様性のあり方を問う壮大な試み。

内容説明

本書では、生物学・医学・地理学・社会学・人口学等さまざまな分野と関連した人類生態学という視点をもとに、ホモ・サピエンスの歴史一五万年をたどっていく。男女の性差や人種、文化など、異なることを二項対立的に思考するのではなく、一つの連続するものとしてとらえることで、人類にとっての異文化理解、多様性のあり方を問う。

目次

序章 スペクトラムで人類の歴史を見る
第1章 人間の起源から
第2章 生物としての私たち人間
第3章 文化の基底
第4章 行動の進化
第5章 病気の起源
第6章 現代の課題
終章 永遠の生命・一つの連続体

著者等紹介

古澤拓郎[フルサワタクロウ]
1977年生まれ。2005年東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻博士課程修了、博士(保健学)(東京大学)。東京大学サステイナビリティ学連携研究機構特任研究員、同大学国際連携本部特任講師、同大学日本・アジアに関する教育研究ネットワーク特任准教授を経て、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授。主著に、Living with Biodiversity in an Island Ecosystem:Cultural Adaptation in the Solomon Islands(Springer、2016年、第16回日本オセアニア学会賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

10
現存する人類「ホモ・サピエンス」が誕生して10~20万年、この期間に、ホモ・サピエンスが、遺伝的、文化的、行動的に如何に進化・変化したか、を科学的エビデンスをもって検証している。遺伝子が変化しなくても、環境に応じて表現形が変化することがある、人類には「人種」といえるほどの違いはない、男性と女性の違いですら、明確に区切れるものではなく、連続体(スペクトラム)として連続的な変化上に様々な形態があると捉えるべき、という説は、新鮮である。人類を一つの連続体としての生命として捉えるという考え方も面白い。2019/05/22

GASHOW

5
人種差別という言葉があるが、現代の人種はホモ・サピエンスのみで、人種は存在しない、15万年前こら5万年前のあいだには、近縁の人種が存在した。ネアンデルタール人と我々が識別した種との遺伝子が、我々に僅かに含まれてる。ネアンデルタール人は、滅びても、我々の中で生きている。という話は、特に無かった。2019/06/12

takao

1
・人類生態学 第2版 東京大学 ・日本人になった祖先たち 篠田 県立 市立469シ ・『日本人はどこから来たのか?』 海部 ・『我々はなぜ我々なのか』 川端 ・つい誰かに教えたくなる人類学63の大疑問 けあ ・人種神話を解体する 竹沢 け ・地域史と世界史 羽田 だ ・グローバル・ヒストリーの可能性 羽田 ・和食 熊倉 農林水産省 ・銃・病原菌・鉄 ・農耕起源の人類史 けしこ ・『ヒトはこうして増えてきた』 2019/07/14

YasuZo

0
15万年前にアフリカ大陸で人間の祖先が誕生し、今の各大陸に到達していった。人間はそれぞれの地に適応するために身体的に変化をしていく。寒冷地に適応するには肌は白くなり、瞼に脂肪がついて一重となった。過酷な環境に対して独自に進化をしているので優劣などあるわけがない。この他、病気や人口の増減、環境についても人間の独自の進化によるものが大きい。文化、人種や男女の性差なども こういった進化の過程や歴史による“スペクトラム=連続体”と理解し尊重する大切さを示す大きな一冊だった。2021/03/18

天婦羅★三杯酢

0
出版社発行の自社刊行物宣伝誌にしていた連載を本にしたもの。著者は正直よく知らない方だけど、恐らく中澤港先生との関連のありそうな方。人類百万年、という言い方をする本は多いけど、「ホモ・サピエンス」としては15万年であり、アフリカの一隅で生まれてから流れ流れてミクロネシアにたどり着いたときには既に紀元が始まっていたA.D.500だという。それだけ短い時間に、地球上をほぼ征服してしまった生物としての人間の、生物的・社会的なあり方に関するオムニバス。2019/07/31

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