出版社内容情報
リーダー偏重主義の限界を超える。これからのダイバーシティ組織に必須となるフォロワーの重要な役割と新たな組織管理リーダー偏重主義の限界を超える
これからのダイバーシティ組織に必須となるフォロワーの重要な役割と新たな組織管理。
リーダーと比して、これまでフォロワーはネガティブなレッテルが貼られてきた。しかし今、フォロワーは確実に重要な存在として認識されつつある。今後、複雑化するダイバーシティ組織において、新技術や細分化するニーズへの的確な対応など、現場を知るフォロワーの意志決定能力と実行能力が組織の未来を確実に左右する。本書は、組織への自律的貢献の主体者としてのフォロワーと、新たな組織のあり方を提示する。
はしがき
序 章 リーダーシップからフォロワーシップへ
1 フォロワーの時代
2 次世代型組織へのフォロワーシップ論
第1章 今、なぜフォロワーシップ論なのか
1 労働組織におけるフォロワーの相対的地位の変遷:人事労務管理の歴史から
2 リーダーシップの弱体化:時間に追われる現代のリーダー
3 リーダーシップ神話
第2章 フォロワーとは何か
1 フォロワーは何に従うのか
2 フォロワーはなぜ従うのか
3 フォロワー観の変遷
第3章 フォロワーシップとは何か
1 フォロワー重視の流れがフォロワーシップ論を生んだ
2 フォロワーシップ論
第4章 日本におけるフォロワーシップ
1 武士道にみるフォロワーシップ
2 日本的フォロワーシップと忠誠心
第5章 フォロワーシップ行動の三次元モデル
1 フォロワーのタイプ
2 フォロワータイプを明らかにする
第6章 日本的フォロワーシップとメンタルヘルス
1 フォロワーシップと「会社人間」
2 フォロワーシップと内在化コミットメント
第7章 日本におけるフォロワーシップ・マネジメント
1 日本企業と個人
2 自然人モデル
3 日本的HRMフローにおけるフォロワーシップ・マネジメント
4 進化型経営とフォロワーシップ・マネジメント
あとがき
索 引
松山 一紀[マツヤマ カズキ]
著・文・その他
内容説明
リーダーと比して、これまでフォロワーはネガティブなレッテルが貼られてきた。しかし今、フォロワーは確実に重要な存在として認識されつつある。今後、複雑化するダイバーシティ組織において、新技術や細分化するニーズへの的確な対応など、現場を知るフォロワーの意志決定能力と実行能力が組織の未来を確実に左右する。本書は、組織への自律的貢献の主体者としてのフォロワーと、新たな組織のあり方を提示する。
目次
序章 リーダーシップからフォロワーシップへ
第1章 今、なぜフォロワーシップ論なのか
第2章 フォロワーとは何か
第3章 フォロワーシップとは何か
第4章 日本におけるフォロワーシップ
第5章 フォロワーシップ行動の三次元モデル
第6章 日本的フォロワーシップとメンタルヘルス
第7章 日本におけるフォロワーシップ・マネジメント
著者等紹介
松山一紀[マツヤマカズキ]
1966年生まれ。京都大学教育学部教育心理学科卒業(臨床心理学専攻)。松下電器産業(株)ビデオ関連事業部門で人事業務に携わる。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、近畿大学経営学部キャリア・マネジメント学科教授(博士、経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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