出版社内容情報
算数学習の内容と方法について数学の本質的立場から解説する、真の教材研究に不可欠な15講。小学校教職課程「教職専門算数科(内容論)」のテキスト。数学的素養を身につけて教壇に立つために――。「算数科」で何を学ぶのか、なぜ「算数科」を学ぶのか。小学校算数科の内容としての数学的知識を教育的立場から考究するとともに、算数学習の方法についても数学の本質的立場に則って議論する。各講の冒頭には,当該講の中心的トピックを「問い」の形式で提示、読者の問題関心を喚起するように工夫している。
はしがき
第1部 算数学習の内容論的考察
第1講 十進位取り記数法
第2講 乗法と除法
第3講 演算決定のためのモデル
第4講 有理数の順序構造
第5講 偶数と奇数
第6講 比較と測定
第7講 面積と体積
第8講 単位量あたりの大きさ
第9講 合同と拡大図・縮図――図形の構成的探究
第10講 文字の式
第11講 統計グラフの小学校における系統の数学的意味づけ
第2部 算数学習の方法論的考察
第12講 一般化と拡張
第13講 数学的な説明
第14講 数学史の活用
第15講 算数教育の仕組み――作品訪問と世界探究
溝口 達也[ミゾグチ タツヤ]
編集
岩崎 秀樹[イワサキ ヒデキ]
編集
内容説明
数学的素養を身につけよう。算数学習の内容と方法について数学の本質的立場から解説する、真の教材研究に不可欠な15講。
目次
第1部 算数学習の内容論的考察(十進位取り記数法;乗法と除法;演算決定のためのモデル;有理数の順序構造;偶数と奇数;比較と測定;面積と体積;単位量あたりの大きさ;合同と拡大図・縮図―図形の構成的探究;文字の式;統計グラフの小学校における系統の数学的意味づけ)
第2部 算数学習の方法論的考察(一般化と拡張;数学的な説明;数学史の活用;算数教育の仕組み―作品訪問と世界探究)
著者等紹介
溝口達也[ミゾグチタツヤ]
鳥取大学地域学部
岩崎秀樹[イワサキヒデキ]
広島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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