ミネルヴァ日本評伝選<br> 田中角栄―同心円でいこう

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ミネルヴァ日本評伝選
田中角栄―同心円でいこう

  • 新川 敏光【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • ミネルヴァ書房(2018/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623084258
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0323

出版社内容情報

昭和という時代を駆け抜けた田中が目指した政治とは何だったのか。本書は、田中政治の軌跡を辿りながら、戦後民主主義を再考する。日中国交正常化や日本列島改造論などの政策への再評価が進む一方、ロッキード事件等で金権政治の権化とも批判される。昭和という時代を駆け抜けた田中が目指した政治とは何だったのか。本書は、田中政治の軌跡を辿りながら、戦後民主主義を再考する。

序 蘇る田中角栄

第一章 草創の時代
 1 生い立ち
 2 上 京

第二章 若き血の叫び
 1 政治家田中角栄誕生
 2 田中王国の形成

第三章 実力者への道
 1 初入閣と初の党三役
 2 権力中枢へ
 3 日本列島改造論への道

第四章 田中政治のアイディアの源泉
 1 政策アイディア
 2 名望家政治
 3 田中政治の確立

第五章 首相時代
 1 総裁への道
 2 外 交
 3 内 政
 4 選 挙

第六章 目白の闇将軍
 1 失意の時代
 2 復権の萌し
 3 田中院政の時代
 4 落日の太陽

第七章 田中伝説
 1 田中伝説の誕生
 2 金権政治
 3 ロッキード謀略説

第八章 田中政治とは何だったのか
 1 様々な田中評価
 2 同心円の政治
 3 戦後民主主義と田中政治

終 ポスト田中政治の行方

参照文献  
あとがき  
田中角栄略年譜  
人名・事項索引

新川 敏光[シンカワ トシミツ]
著・文・その他

内容説明

田中角栄(一九一八~一九九三)政治家。日中国交正常化や日本列島改造論などの政策への再評価が進む一方、ロッキード事件などで金権政治の権化とも批判される。昭和という時代を駆け抜けた田中が目指した政治とは何だったのか。本書は、田中政治の軌跡を辿りながら、戦後民主主義を再考する。

目次

序 蘇る田中角栄
第1章 草創の時代
第2章 若き血の叫び
第3章 実力者への道
第4章 田中政治のアイディアの源泉
第5章 首相時代
第6章 目白の闇将軍
第7章 田中伝説
第8章 田中政治とは何だったのか
終 ポスト田中政治の行方

著者等紹介

新川敏光[シンカワトシミツ]
1956年生まれ。1990年トロント大学大学院政治学研究科博士課程修了(Ph.D.in Political Science)。現在、法政大学法学部教授・京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あけの

5
名前とイメージだけ知っててその人となりをそういえば知らないよねとよんでみた2020/12/24

ミチ

4
時代を感じる総理大臣 田中角栄。今後このような人物は現れないであろう。死去してなお話題に上がるのはやはり凄い人なのだろう。金と人情の持っている人間には惹かれる2021/07/17

千住林太郎

2
田中角栄の伝記は数あれど、ジャーナリストや秘書や家族などの関係者によって書かれたものが多い。本書は政治学者によって描かれた伝記であり、角栄の政治観に関する分析が興味深い。戦後民主主義の申し子角栄は、家父長的な家族観の持ち主であり、選挙民もまた家族のように庇護される存在であった。選挙民は、主体的に考える自由な市民ではなく、生活の向上を求めて陳情する存在と捉えられる。また、言論の自由にも無理解であった。本書はそのような角栄の民主主義観を家父長民主主義としている。2022/08/18

Yohei Kameya

2
田中角栄の清濁を呑み込む人生が概略で面白かった。 晩年 角栄の磁力から裏切りに近い感じ離れていく子分たち。 初期に戦前エリート政治家達からいいように利用されながらも、利用者駆け登ったこと。 当時の政治家達と比較していかにも特異だったことが理解できる 2021/05/08

トロント

0
田中角栄首相の評伝。その政治手法は天下国家論とは距離を置き経験主義に基づくものでした。それは困難を打破し内外で数多くの業績を残す原動力となった反面大局的なマクロ経済論や国際政治の舞台を苦手とする弱みにもなりました。しかしながら首相就任後も地元の陳情を受けるほど徹底していたからこそ当時の人々は強く支持し本書で言うところの「戦後民主主義の申し子」になったのだと思いました。

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