藤田嗣治 戦時下に書く―新聞・雑誌寄稿集 1935~1956年

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藤田嗣治 戦時下に書く―新聞・雑誌寄稿集 1935~1956年

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623083619
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

出版社内容情報

「戦争画」に込めた情熱とは。大戦勃発、仏印体験、南方戦線取材、 そして敗戦、離日… 50~60代のフジタが考えたこと。1920年代のパリで、独自の乳白色による裸婦で名声を確立した画家・藤田嗣治は、戦時下の日本で暮らし、《アッツ島玉砕》や《サイパン島同胞臣節を全うす》などの「作戦記録画」を手がけた。日中戦争から太平洋戦争へと続くこの時期、画作と並行して著作を新聞や雑誌に寄せている。本書では、戦時下の藤田の主要な著作を初めてまとめて復刻し、論考とあわせ、絵画と文章の相関関係から新たな藤田の戦争画像を浮かび上がらせる。

刊行にあたって





 第?部 日米開戦前――第二次世界大戦勃発に寄せて



  着  物

  東京での今の暮らし――藤田嗣治がパブロ・ピカソに宛てた手紙

  苦難を求める――再び海外に出る私の心境(上)

  富士山の智慧――再び海外に出る私の心境(下)

  九室会第一回展に寄せて

  戦時描写(その一)

  戦時描写(その二)

  戦時描写(その三)

  フランスを中心として見たり聞いたりした戦時風景

  戦争画について――或る日の藤田嗣治画伯

  戦争を描く

  彩管報国

  岡本太郎君

  私の父と私





 第?部 仏印体験



  仏印画信(上)

  仏印画信(中)

  仏印画信(下)

  仏印と日本美術――仏印巡回展本会派遣使節報告

  仏蘭西現代画壇を知らぬ仏印――日本の力で見せてくれ

  ユエの運河

  仏印より帰りて

  仏印に於ての日本画の批評





 第?部 太平洋戦争勃発から南方戦線取材へ



  南方派遣画家は語る

  目で見た実戦彩管部隊座談会

  戦争画の真実とは?――現地で語る戦争画問題

  特集 南方画信 子供三題

  旬報 南方戦線の感激を――山口蓬春 藤田嗣治 両氏の消息に聴く

  陸軍派遣画家 南方戦線座談会

  一年の収穫――陸海報道班員派遣員座談会

  兵隊さんの手紙と今度の作画

  戦争と絵画(上)

  戦争と絵画(下)

  めぐる感激 十二月八日 わが画壇の光栄





 第?部 太平洋戦争後期



  一路邁進の秋――戦争画への精進(上)

  われらの大使命――戦争画への精進(下)

  欧洲画壇への袂別

  戦争画に就いて

  陸軍魂? 戦車に?附く

  土門拳君に就て

  座談会 戦争と美術

  「アッツ玉砕」藤田嗣治画伯謹画(新聞記事)

  『大東亜戦争 陸軍作戦記録画解説』あとがき

  新に国宝を造らう

  戦争画制作の要点

  空の壮大感

  空中戦を描くまで





 第?部 敗戦後の日本へ



  画家の良心

  ウナニミテを想ふ

  日本人の狭さ

  日本の成井君に――巴里より

  藤田嗣治との対談(伊原宇三郎)





論文 フジタの世代(河田明久)

解題 戦時下に書く――自筆文献からみる戦中期の藤田(林 洋子)





初出一覧

関連年表(一九三三?五六年)(高島由紀・編)



I PAINT THE WAR

La Vie Actuelle ? Tokyo ; Lettre de Tsuguji Fujita ? Pablo Picasso

KIMONO



作品索引

人名索引

藤田 嗣治[フジタ ツグハル]
著・文・その他

林 洋子[ハヤシ ヨウコ]
編集

内容説明

一九二〇年代のパリで、独自の乳白色による裸婦で名声を確立した画家・藤田嗣治は、戦時下の日本で暮らし、“アッツ島玉砕”や“サイパン島同砲臣節を全うす”などの「作戦記録画」を手がけた。日中戦争から太平洋戦争へと続くこの時期、画作と並行して著作を新聞や雑誌に寄せている。本書では、戦時下の藤田の主要な著作を初めてまとめて復刻し、論考とあわせ、絵画と文章の相関関係から新たな藤田の戦争画像を浮かび上がらせる。

目次

第1部 日米開戦前―第二次世界大戦勃発に寄せて(着物;東京での今の暮らし―藤田嗣治がパブロ・ピカソに宛てた手紙 ほか)
第2部 仏印体験(仏印画信;仏印と日本美術―仏印巡回展本会派遣使節報告 ほか)
第3部 太平洋戦争勃発から南方戦線取材へ(南方派遣画家は語る;目で見た実戦彩管部隊座談会 ほか)
第4部 太平洋戦争後期(一路邁進の秋―戦争画への精進(上)
われらの大使命―戦争画への精進(下) ほか)
第5部 敗戦後の日本へ(画家の良心;ウナニミテを想ふ ほか)

著者等紹介

林洋子[ハヤシヨウコ]
1965年京都市生まれ。1991年東京大学大学院人文科学研究科修了。博士(美術史、パリ第一大学)。現在、文化庁芸術文化調査官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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