人工知能の経済学―暮らし・働き方・社会はどう変わるのか

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人工知能の経済学―暮らし・働き方・社会はどう変わるのか

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  • サイズ A5判/ページ数 385p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623083251
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

ITC、自動運転、ドローン…… AIによる革新は日本をどう変えるか。効果と問題についての具体的な検証。人工知能(AI)が話題になっている。一方では技術革新がもたらす新たな生活への期待があり、もう一方では従来の仕事がなくなるという不安もあり、どう捉えるべきか難しい課題である。本書では、人工知能の登場が社会にどのようなインパクトを与えており、今後どうなっていくのか、経済学の知見を用いて検証する。自動車の自動運転など、喫緊の課題にも切り込んだ意欲作。

はじめに

序 章 人工知能は私たちの社会・経済にどのような影響を与えるのか?
 1 AIの開発・普及の現状と今後
 2 日本における有効的なAI活用・開発のための方策
 3 AIが与える社会的な問題への対応
 4 AIが与える影響のさまざまな分析の試み


 第?部 AIの企業での活用とその課題

第1章 人工知能等が雇用に与える影響と社会政策
 1 本章の内容
 2 これまでの研究のレビュー
 3 世界的なコンセンサスが得られた内容
 4 ドイツの動向
 5 日本の現場の動向
 6 導出される社会政策

第2章 なぜ多くの企業がAIを経営に活用できないのか
 1 企業がイノベーションを取り入れる3つの要因
 2 技術要因
 3 人 材
 コラム AI経営における経営人材の役割
 4 経営組織
 5 外的要因
 6 未来を創る

第3章 持続可能なスマートシティ実装
 1 スマートシティの社会実装に向けて
 2 スマートシティの実装評価方法に関する開発動向
 3 共有価値創造による持続可能なスマートシティ実装評価モデルの検討
 4 エネルギー・環境制約問題への実装評価モデルの適用事例??中之条電力「一般家庭の節電行動調査(デマンドレスポンス実証実験)」
 5 経済・社会・環境が持続可能なスマートシティの実装評価モデル


 第?部 AIに関する法的課題

第4章 AIの法規整をめぐる基本的な考え方
 1 AIの法規整の機能的分析
 2 分析のための状況設定
 3 外部性への法による対処
 4 AIのもたらす外部性への対処
 5 AIと法

第5章 人工知能ビジネスの資金調達と法規制??クラウドファンディングを中心に
 1 さまざまな資金調達手法
 2 クラウドファンディングの歴史と分類
 3 贈与型クラウドファンディングに対する法規制
 4 購入型クラウドファンディングに対する法規制
 5 融資型クラウドファンディングに対する法規制
 6 エクイティ型クラウドファンディングに対する法規制
 7 クラウドファンディング事業とそれに対する法規制の将来

第6章 ドローンと法??損害賠償の観点から考える
 1 移動革命と損害賠償ルール
 2 日本法における議論の前提
 3 1952年のローマ条約およびその後の展開
 4 米国の状況
 5 米国以外の国々の主な動向
 6 立法等の措置の必要性
 7 損害賠償ルールの変更に伴う困難


 第?部 AI の普及がもたらす影響

第7章 誰が自動運転車を購入するのか
 1 問題の背景と研究目的
 2 先行研究
 3 調査概要
 4 回答者の属性
 5 自動運転車への支払意思額
 6 自動運転は普及するのか

第8章 自動運転による自動車走行距離の変化
 1 人工知能と自動車
 2 走行距離推計モデル
 3 分析に用いるデータの概要
 4 自動運転の走行距離への影響の分析結果
 5 自動運転導入による走行距離と温室効果ガス排出量変化
 6 政策含意と今後の課題

第9章 情報技術の利用とマークアップの分析
 1 情報技術とマークアップに関するこれまでの研究
 2 トランスログ型生産関数によるマークアップの計測
 3 データと推定方法
 4 マークアップに関する実証分析の結果
 5 情報技術の利用がマークアップに及ぼす影響

第10章 人工知能社会における失業と格差の経済理論
 1 人工知能と雇用??これまでの研究
 2 人工知能のサーチ理論的モデル
 3 モデルの比較静学分析
 4 外生変数の内生化
 5 政策への示唆と今後の展望


 第?部 AI技術開発の課題

第11章 労働時間が生活満足度に及ぼす影響??人工知能の活用方策に関する検討
 1 日本人のワーク・ライフ・バランス
 2 労働の非金銭的効果
 3 データおよび推計方法
 4 労働時間と生活満足度の関連性
 5 人工知能の活用方策

第12章 日本企業のIT化は進んだのか??AI導入へのインプリケーション
 1 日本の労働生産性の低迷
 2 産業別IT投資
 3 日本のIT導入の遅れに関する既存研究
 4 企業レベルのIT投資??『企業活動基本調査』を使用した研究
 5 IT投資は日本企業の生産性を上昇させる

第13章 情報化投資と法規制の影響??労働規制による資本投資及び情報化投資への影響の分析
 1 労働規制の資本投資への影響
 2 労働規制の資本投資、情報化投資への影響に関する先行研究
 3 日本の労働規制の変化
 4 分析に用いるデータ、及びモデル
 5 労働規制の影響の分析結果
 6 日本の雇用規制と新たな技術、情報化投資への影響の考察

第14章 人工知能技術の研究開発戦略??特許分析による研究
 1 人工知能技術の研究開発について
 2 いつ、どこで、どの技術が開発されたか?
 3 どの出願者が、どの技術を開発しているのか?
 4 どの出願者が、どこで特許を取得しているのか?
 5 人工知能技術開発の研究戦略の変化


索  引

馬奈木 俊介[マナギ シュンスケ]
編集

内容説明

ITC、自動運転、ドローン…AIによる革新は日本をどう変えるか。効果と問題についての具体的な検証。

目次

人工知能は私たちの社会・経済にどのような影響を与えるのか?
第1部 AIの企業での活用とその課題(人工知能等が雇用に与える影響と社会政策;なぜ多くの企業がAIを経営に活用できないのか;持続可能なスマートシティ実装)
第2部 AIに関する法的課題(AIの法規整をめぐる基本的な考え方;人工知能ビジネスの資金調達と法規制―クラウドファンディングを中心に;ドローンと法―損害賠償の観点から考える)
第3部 AIの普及がもたらす影響(誰が自動運転車を購入するのか;自動運転による自動車走行距離の変化;情報技術の利用とマークアップの分析;人工知能社会における失業と格差の経済理論)
第4部 AI技術開発の課題(労働時間が生活満足度に及ぼす影響―人工知能の活用方策に関する検討;日本企業のIT化は進んだのか―AI導入へのインプリケーション;情報化投資と法規制の影響―労働規制による資本投資および情報化投資への影響の分析;人工知能技術の研究開発戦略―特許分析による研究)

著者等紹介

馬奈木俊介[マナギシュンスケ]
1975年生まれ。九州大学大学院工学研究科修士課程修了。米国ロードアイランド大学大学院博士課程修了(Ph.D.(経済学博士))。サウスカロライナ州立大学、横浜国立大学、東北大学などを経て、九州大学主幹教授・都市研究センター長。九州大学大学院工学研究院都市システム工学講座教授。東京大学客員教授、経済産業研究所ファカルティフェロー、地球環境戦略研究機関フェローを兼任。学術誌Economics of Disasters and Climate Change編集長、IPCC代表執筆者、IPBES統括代表執筆者、国連「新国富報告書2018」代表。専門:都市工学、経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

9
人工知能が社会・経済に与える影響を多角的に考察しています。自動運転車が導入されたときに、いくらまで追加で支払ってよいと考えるか、走行距離がどのように変化するかなど、技術とは別の観点からも自動運転について論じられていました。労働時間と生活満足度の関連性の男女、職種による違いに関する調査結果も興味深いものでした。2019/01/14

takao

1
ふむ2024/12/04

元吉

1
★★★★☆ AIとは既にサイエンスの分野から、ビジネスの分野での活用が期待されるテクノロジなんだろう。30年ほど前の人工知能ブームの頃は、ナレッジエンジニアという専門家が知識を構築するスキームだったが、現在は大量の検索文字列と購買データ、地図情報と運転履歴など膨大な入力データとその結果が紐づいており、知恵さえ働かせればビジネスチャンスいくらでもは転がっている。本書でリスクとして警告している、AIに頼り過ぎると人間はバカになるは確かだ。運転席で居眠りして危険なときに急に判断を求められたって無理というもの。2019/07/30

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