MINERVA TEXT LIBRARY<br> 現代の食料・農業・農村を考える

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現代の食料・農業・農村を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623082841
  • NDC分類 610.4
  • Cコード C3333

出版社内容情報

今起こっている日本の食と農と地域についての課題を、田園回帰、関係人口、都市農村共生型社会といったキーワードにも注目しつつ考察もっと身近に考えよう
何が起こっているのか。「他人ごと」ではない問題。

現代の農業・農村はどうなっているのか?―。
人口減少社会、食の簡便化・外部化、TPPの締結など日本の食料・農業・農村を取り巻く課題は満ちあふれている。本書は、今まさに起こっている日本の食と農と地域についての課題を、田園回帰、関係人口、都市農村共生型社会といったキーワードにも注目しつつ考察する。『食と農の経済学』に続く新たな視座を提供する。

はじめに


 第?部 現代の食料を考える

第1章 グローバリゼーションと世界の食料需給
 1 食をめぐるグローバリゼーション
 2 農産物の国際的需給動向
 3 食の外部化とグローバリゼーション
 4 グローバリゼーションとローカリズム
 5 グローバリゼーションのただなかでの栄養不足問題

第2章 食生活・食料消費と日本の食料供給
 1 稲作はなぜ縮小したのか
 2 戦後の食料不足への対応と食生活の変化
 3 経済成長と食生活の変化
 4 食料消費の変化と国内農業生産とのかい離
 5 食と農をつなげる動きと残された課題

第3章 食料流通と表示・認証制度
 1 食料の流通過程の役割
 2 日本における食料流通の基本的構造と規制緩和
 3 生産と消費の隔たりの拡大
 4 食品表示・認証制度の変遷と現状
 5 流通構造の変化と食品表示制度の課題

第4章 食品産業の展開と原料調達
 1 加工食品と食品製造業
 2 食品産業の位置と展開過程
 3 食品製造業の原料調達

第5章 農産物市場開放と日本の食料・農業
 1 戦後の食料不足と農産物輸入
 2 GATT体制下における農産物市場開放
 3 WTO交渉とFTA・EPA
 4 日本における食料・農業の課題


 第?部 現代の農業を考える

第6章 農業・農政をめぐる課題
 1 日本農業をめぐる基本指標の動きとその背景
 2 戦後日本農政の展開
 3 今日の日本農政の基本的枠組み
 4 近年における日本農政の動向
 5 日本農業・農政の今後の課題

第7章 農地制度と土地利用
 1 農地制度の変遷過程
 2 農地利用の現状
 3 農地利用と農地制度の今後――農業の持続的発展のために

第8章 農業の担い手と農業経営
 1 農家および農業労働力の動向
 2 主な担い手の動向
 3 新規就農者の育成

第9章 水田農業の確立と産地の課題
 1 日本農業における水田農業の位置とその変化
 2 米需給調整政策と水田利用
 3 米流通の変化と産地間競争
 4 水田作経営の規模拡大と経営安定化
 5 水田農業確立に向けた産地の課題

第10章 園芸を取り巻く環境変化と産地の課題
 1 園芸作物の特性
 2 園芸作物の需給動向
 3 園芸作物の生産・出荷
 4 園芸作物の流通システム
 5 園芸産地の課題

第11章 工芸作物を取り巻く環境変化と産地の課題
 1 工芸作物の定義と生産の状況
 2 糖料作物
 3 デンプン原料作物
 4 嗜好料作物
 5 工芸作物の産地の特徴と課題

第12章 畜産を取り巻く環境変化と産地の課題
 1 畜産の基本動向と特徴
 2 畜産物の生産・流通・販売をめぐる環境変化
 3 産地の対応と課題

第13章 農業協同組合の展開と新たな情勢・課題
 1 農業協同組合の組織形態
 2 農業協同組合の主な事業
 3 農業協同組合の歴史的展開過程
 4 近年の農業協同組合を取り巻く新たな情勢と課題


 第?部 現代の農村を考える

第14章 農村の変容と地域づくり
 1 農村の変容と今日的役割
 2 農村政策をめぐる系譜と潮流
 3 農業・農村の再生と地域づくり

第15章 都市農村交流と農業・農村振興
 1 都市と農村の関係性の変化と都市農村交流政策の展開
 2 都市農村交流の特徴と多様な取組の展開
 3 都市農村交流がもたらす経済波及効果
 4 都市農村交流による農業・農村振興

第16章 移住・定住と農村コミュニティの再生
 1 都市から農村への移住の現状
 2 国主導の都市から農村への移住・定住政策
 3 農村における移住支援の取組
 4 農村移住・定住のこれから

第17章 地域資源の活用と農村ビジネス
 1 田園回帰と農村ビジネス
 2 地域資源活用と地域政策
 3 持続可能な社会の構築に向けて


索 引

藤田 武弘[フジタ タケヒロ]
編集

内藤 重之[ナイトウ シゲユキ]
編集

細野 賢治[ホソノ ケンジ]
編集

岸上 光克[キシガミ ミツヨシ]
編集

内容説明

現代の農業・農村はどうなっているのか―。人口減少社会、食の簡便化・外部化、TPPの締結など日本の食料・農業・農村を取り巻く課題は満ちあふれている。本書は、今まさに起こっている日本の食と農と地域についての課題を、田園回帰、関係人口、都市農村共生型社会といったキーワードにも注目しつつ考察する。『食と農の経済学』に続く新たな視座を提供する。

目次

第1部 現代の食料を考える(グローバリゼーションと世界の食料需給;食生活・食料消費と日本の食料供給;食料流通と表示・認証制度 ほか)
第2部 現代の農業を考える(農業・農政をめぐる課題;農地制度と土地利用;農業の担い手と農業経営 ほか)
第3部 現代の農村を考える(農村の変容と地域づくり;都市農村交流と農業・農村振興;移住・定住と農村コミュニティの再生 ほか)

著者等紹介

藤田武弘[フジタタケヒロ]
1962年、大阪府生まれ。大阪府立大学大学院・農学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(農学)。和歌山大学観光学部・教授

内藤重之[ナイトウシゲユキ]
1967年、岡山県生まれ。大阪府立大学大学院・農学研究科博士後期課程中退、博士(農学)。琉球大学農学部・教授

細野賢治[ホソノケンジ]
1967年、大阪府生まれ。大阪府立大学大学院・農学研究科博士前期課程修了、博士(農学)。広島大学大学院生物圏科学研究科・准教授

岸上光克[キシガミミツヨシ]
1977年、兵庫県生まれ。大阪府立大学大学院・農学生命科学研究科博士後期課程修了、博士(農学)。和歌山大学地域活性化総合センター食農総合研究所・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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