出版社内容情報
いじめは、わたしたちの生活でとても大きく深刻な問題です。しかし、人によっては、いじめがあることに気がついていなかったり、知らないうちに他者をいじめてしまっていたりすることがあります。そもそも「いじめ」ってどういうことでしょう。このシリーズでは「主体的・対話的で深い学び」の視点から、いじめについて総合的に考え議論するための知見を提示します。
第1巻では、動物の世界の「いじめ」とは? 脳のはたらきと「いじめ」の関係、集団のなかでの個人の判断力など、いじめはなぜおこるのか、なぜいじめをしてはいけないのか考えていきます。
内容説明
動物の世界の「いじめ」とは?脳のはたらきと「いじめ」の関係、集団のなかでの個人の判断力など、いじめはなぜおこるのか、なぜいじめをしてはいけないのか考えていきます。
目次
1 人間と「いじめ」(動物の世界の「いじめ」?;脳のはたらきと「いじめ」;いじめと死;子どもは「残酷」といわれるけれど?;集団のなかでは人の残酷性が増す?)
2 人類の「いじめ」(「戦争」と「平和」、どっちが先?;「正戦論」という考え方;「民族浄化」と「ジェノサイド」;いじめも本能?)
著者等紹介
貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
1963年茨城県生まれ。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)。専門は日本教育史、道徳教育論。国立教育政策研究所主任研究官等を経て、武蔵野大学教授。著書多数
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京都生まれ。大阪外国語大学、東京外国語大学卒業。子ども向けの書籍のプロデューサーとして多数の作品を発表。国際理解関係を中心に著書・翻訳書の数は80冊以上にのぼる。2016年9月より「子どもジャーナリスト」として、執筆活動を強化しはじめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。