出版社内容情報
学歴社会、いじめ、教育格差など、現代社会における問題を取り上げわかりやすく解説する入門書。社会構造と学校教育との関連から考える視点(マクロ)からと、学校現場や家庭に密着した臨床的な視点(ミクロ)から、教育を機能的にとらえる力を身につけることができる。教職をめざす大学生にこれからの学校現場で生きるために必携の一冊。
目次
学歴社会の基本理念―学歴社会と学力(1)
エリートの近代化―学歴社会と学力(2)
学力論の展開―学歴社会と学力(3)
学校で起こる問題を捉える視点―ネットいじめの実態を通して
子どもの貧困と教育支援
少年非行と教師の関わり
リスク社会における教育格差問題
マイノリティの学力問題
学校危機管理
学校における多職種協働と教員の役割―生徒指導に注目して
地域社会と教育
子どもの成長を支える「地域の教育力」とは―子どもと地域の大人のつながりがもつ教育効果の分析
ジェンダーと教育
カリキュラム改革の社会学
著者等紹介
原清治[ハラキヨハル]
1960年生まれ。現在、佛教大学副学長・教育学部教授
山内乾史[ヤマノウチケンシ]
1963年生まれ。現在、神戸大学大学教育教育推進機構/大学院国際協力研究科教授
春日井敏之[カスガイトシユキ]
立命館大学大学院教職研究科・文学部教授
篠原正典[シノハラマサノリ]
佛教大学教育学部教授
森田真樹[モリタマサキ]
立命館大学大学院教職研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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