出版社内容情報
新学習指導要領に対応した教職入門テキスト。「授業力」、「生徒指導力」などの視点からこれからの教員像を学べる新学習指導要領に対応した教職をめざす学生のための入門書。さまざまな困難をかかえる学校現場で求められる教員とは何か。「授業力」、「生徒指導力」の視点からこれからの教員像を提示。問題解決のための多職種連携協働や学校の安全や新たな課題などを豊富な実践例で解説した最新テキスト。
はじめに
第1章 教育は人なり
1 教職を志す
2 教師の仕事と役割1??授業
3 教師の仕事と役割2??生徒指導
4 地域とともにある学校づくり
5 ミドルリーダー教師へと成長する
第2章 日本の教職の歴史
1 近世社会の「学び」の文化と「師匠」の役割
2 近代学校制度の中の教職者
3 教育制度の拡充と教員の役割
4 戦後復興期の教職者
5 現代の教職者像の基本的枠組みの成立
第3章 教育実践を支える教育法規
1 現代学校教育の基本法制
2 教員資格と職務に関わる教育法規
3 学校教員の服務と勤務に関わる教育法規
4 教育条件整備に関わる教育法規
第4章 「学び続ける教師」を目指して??養成・採用・研修の一体化
1 「知識基盤社会」で求められる教師
2 学び続ける教師
3 2017年改訂学習指導要領を踏まえて
4 養成・採用・研修の実際から
第5章 チームとしての学校??校務のあり方と多職種連携協働
1 「チームとしての学校」とは何か
2 「チームとしての学校」を支える教職員と専門スタッフ
3 「チームとしての学校」の抱える課題
第6章 児童虐待問題と学校・教職員の役割
1 教職を志す者が児童虐待問題や学校等の役割を理解する必要性
2 統計資料に見る児童虐待の実態
3 子どもへの重大な権利侵害である虐待
4 児童虐待の早期発見・早期対応と継続的なケアを担う学校・教職員
第7章 学校と学童保育・放課後子ども教室との連携
1 子どもの放課後への関心
2 国による本格的な放課後施策の始まり
3 総合的な放課後施策への展開と課題
4 子どもたちのライフ・バランスからみた放課後問題
5 求められる子どもたちの成長・発達を支えるネットワーク
第8章 小中一貫教育??学びの連続性を大切にする小中連携のあり方
1 小中連携と小中一貫教育
2 小中一貫校と義務教育学校
3 小学校と中学校の違いを知る
4 全国調査からみる小中一貫教育の成果と課題
5 小中一貫教育をすすめるために
第9章 特別支援教育??実施10年の成果とこれから
1 特殊教育から特別支援教育へ
2 特別支援学校と通常の学校における特別支援教育
3 特別支援教育10年の歩み
4 特別支援教育のこれから
第10章 子どもの貧困と学校・教職員にできること
1 子どもの貧困と学校の状況
2 学校からみえる子どもの貧困の実態
3 子どもたちが健康で安心して生きていける生活水準の保障
4 学校の限界性と地域ネットワーク
第11章 いじめ問題とどう向き合うか
1 いじめ問題を取り巻く現状と歴史
2 いじめの定義
3 いじめの捉え方
4 いじめの未然防止
5 いじめが起こったときの対応
第12章 不登校をどう捉えるか??教師にできることは何か
1 不登校の現状
2 不登校児童生徒への支援のあり方
3 不登校児童生徒への支援の実践例を通して
4 魅力ある学校・学級づくり
第13章 安全・安心の学校づくり??学校事故と教師の責務
1 学校事故と教師の責任
2 学校事故をめぐる裁判事例
3 学校における危機管理
4 学校における安全確保の限界
5 安全・安心の学校づくりのための条件整備
索 引
原 清治[ハラ キヨハル]
監修
春日井 敏之[カスガイ トシユキ]
監修
篠原 正典[シノハラ マサノリ]
監修
森田 真樹[モリタ マサキ]
監修
久保 富三夫[クボ フミオ]
編集
砂田 信夫[スナダ ノブオ]
編集
目次
教育は人なり
日本の教職の歴史
教育実践を支える教育法規
「学び続ける教師」を目指して―養成・採用・研修の一体化
チームとしての学校―校務のあり方と多職種連携協働
児童虐待問題と学校・教職員の役割
学校と学童保育・放課後子ども教室との連携
小中一貫教育―学びの連続性を大切にする小中連携のあり方
特別支援教育―実施10年の成果とこれから
子どもの貧困と学校・教職員にできること
いじめ問題とどう向き合うか
不登校をどう捉えるか―教師にできることは何か
安全・安心の学校づくり―学校事故と教師の責務
著者等紹介
久保富三夫[クボフミオ]
1949年生まれ。立命館大学大学院教職研究科教授
砂田信夫[スナダノブオ]
1949年生まれ。元佛教大学教育学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。