MINERVA社会福祉叢書<br> 改正精神衛生法時代を戦った保健所のPSWたち―萌芽するコミュニティソーシャルワークを支えた開拓型支援モデル

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MINERVA社会福祉叢書
改正精神衛生法時代を戦った保健所のPSWたち―萌芽するコミュニティソーシャルワークを支えた開拓型支援モデル

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  • サイズ A5判/ページ数 362p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623081431
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C3336

内容説明

精神障害者への人権意識が希薄であり、支援は医療主導全盛であった改正精神衛生法の時代(1965‐1987年頃)。全国に先駆けて大阪府が、保健所で地域精神保健支援を行う福祉職(PSW)を20名配属した。そのPSWたちは、なすべき業務が不明の中で、当時、主流であった、「治安と治療」ではなく「生活の保障」を目的に支援にあたった。本書では、そのPSWにインタビュー調査を行い、開拓期において生じた業務観、PSW観を「開拓型支援モデル」と名付けて紹介する。そしてこのモデルは、サービスの細切れな提供に終始しがちな、現在の精神障害者領域の支援にも有効であることを明らかにしていく。

目次

序章 地域精神保健医療と保健所PSWの抱える問題
第1章 日本における精神障害者支援とソーシャルワーク
第2章 改正精神衛生法をめぐる精神障害者施策と精神保健医療福祉実践
第3章 大阪府保健所精神衛生相談員を中心とするインタビュー調査
第4章 大阪府保健所における地域PSWの形成過程
第5章 大阪府保健所における地域PSWの推進要因
第6章 大阪府保健所PSWの業務観・PSW観と開拓型支援モデル
第7章 地域精神保健医療福祉の現状と未来への提言
終章 保健所PSWが精神障害者支援に果した貢献
補章 日本と海外における精神障害者の医療とソーシャルワークの歴史

著者等紹介

加納光子[カノウミツコ]
1944年大阪府生まれ。同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。精神保健福祉士。大阪府の精神科病院、保健所、公衆衛生研究所のPSWとして活躍。公立新見女子短期大学(当時)教授、武庫川女子大学教授を経て、現在、大阪ソーシャルサポートシステム研究所代表。専門領域は、ソーシャルワーク、精神保健福祉、地域福祉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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