現場から福祉の課題を考える 子どもの豊かな育ちを支えるソーシャル・キャピタル―新時代の関係構築に向けた展望

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現場から福祉の課題を考える 子どもの豊かな育ちを支えるソーシャル・キャピタル―新時代の関係構築に向けた展望

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623081226
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C3036

出版社内容情報

子どもや若者の孤立、虐待、いじめ、非行、貧困、母子保健などを取り巻く問題を、「つながり」の視点から考える。現代の子どもや子育てを取り巻く環境には、妊産婦の孤立や児童虐待、いじめ、貧困など、様々な問題が存在する。これらの問題の多くは、周囲との関係が希薄になっている現状が影響している。本書では、子ども・子育て研究の第一線で活躍する研究者たちが、「ソーシャル・キャピタル」の概念を踏まえ、国内外の子ども育成支援の現状と課題、展望について、最新のデータ等を駆使しながら新たな視点を提案する。

はじめに


 第?部 子ども・子育て支援の基礎・理論とソーシャル・キャピタル

第1章 子どもの権利の思想と展開
 1 子どもの権利とは何か
 2 子どもの権利保障の歴史的展開――日本と世界
 3 子どもの権利保障をめぐる状況と課題
 4 子どもの権利保障をより充実させていくための2つの提言

第2章 子どもの豊かな育ちとソーシャル・キャピタル
 1 子どもの育ちをめぐる状況
 2 子どもの育ちをめぐる問題点と課題
 3 子どもの育ちとソーシャル・キャピタル
 4 子どもの豊かな育ちに向けて

第3章 保護者に対する支援とソーシャル・キャピタル
 1 保護者に対する支援とは何か
 2 保護者に対する支援の現状と課題
 3 ソーシャル・キャピタルの視点からみた今後の保護者への支援とは

第4章 子ども育成支援とカウンセラー
 1 カウンセリングとは何か
 2 カウンセラーの社会的立場と現状
 3 保育現場で求められるカウンセリングの社会的現状と課題
 4 解決策の提示と提言

第5章 子ども育成支援とソーシャルワーカー
 1 子どもへの育成支援推進のための基本的な考え方
 2 子ども育成支援とソーシャルワーカー
 3 子ども育成支援とソーシャルワーカーの事例から俯瞰する課題と支援
 4 子ども育成支援のための新たなソーシャルワーカーの必要性


 第?部 子ども育成支援の実際とソーシャル・キャピタル

第6章 母子保健と子ども育成支援――妊娠・出産の安心・安全と子どもの健康を守る環境整備
 1 母子保健行政の歴史
 2 母子保健の課題
 3 「健やか親子21」と「健やか親子21(第2次)」
 4 母子保健における地域支援の担い手について

第7章 子ども・子育て支援新制度と子ども育成支援――幼保一体化の展望と保育・幼児教育実践のゆくえ
 1 子ども・子育て支援新制度と子ども育成支援
 2 保育・幼児教育内容と制度それぞれの一体化
 3 適切な保育・幼児教育の保障
 4 保育ソーシャルワークと保育・幼児教育実践

第8章 児童虐待と子ども育成支援――虐待の予防、早期発見のための社会的支援
 1 児童虐待とは何か
 2 児童虐待の現状
 3 児童虐待の事例から俯瞰する課題と支援
 4 児童虐待を防止するための課題と支援について

第9章 社会的養護と子ども育成支援――家庭的養護の推進と養育困難家庭に対する地域支援
 1 施設養護の理論と実践
 2 家庭的養護の推進について
 3 児童養護施設における親子関係の再構築支援の現状と課題
 4 施設における家庭支援・地域支援

第10章 障害のある子どもと子ども育成支援――インクルーシブ保育・教育とインクルーシブ社会の構築
 1 障害のある子どもへの支援の基本的な理念と権利保障
 2 障害のある子どものインクルーシブ保育・教育とは何か
 3 インクルーシブ保育の事例から俯瞰する課題と支援
 4 インクルーシブ社会の構築に向けて

第11章 放課後等の子どもの生活と子ども育成支援――子どもの豊かな遊び・生活を実現する地域コミュニティの創造
 1 放課後の子どもを取り巻く環境
 2 放課後の子どもたちを取り巻く諸課題
 3 放課後の子どもたちの生活と遊び
 4 放課後の子どもたちの生活と遊びの保障

第12章 いじめへの対応と子ども育成支援――いじめの防止、早期発見、対処のための関係者の連携
 1 いじめとは
 2 いじめが与える子どもや社会への影響
 3 いじめの事例から俯瞰する課題と支援
 4 いじめ防止に向けて

第13章 不登校と子ども育成支援――地域における学校外機関・施設が取り組む多様な学習支援
 1 不登校問題の概要とこれまでの対応
 2 不登校事例による支援体制の検討
 3 今後の不登校対応についての方向性

第14章 少年非行・矯正・更生保護と子ども育成支援――非行・犯罪に陥った子どもと社会との絆を取り戻す支援
 1 少年非行の現状
 2 非行を促進する諸要因
 3 非行少年を支援するうえでの課題
 4 非行少年に対する支援の社会的意義

第15章 子どもの貧困と子ども育成支援――経済的・社会的・文化的?奪に立ち向かう社会的包摂
 1 わが国における子どもの貧困の実態
 2 わが国の子どもの貧困を生み出す社会構造と問題の多重化
 3 こども食堂の取り組みとソーシャル・キャピタル
 4 こども食堂における取り組みと貧困問題解決の手がかり

第16章 外国にルーツをもつ子どもたちの育成支援――教育機会と教育内容の差別待遇をなくすグローバル社会への転換
 1 外国にルーツをもつ子どもの現状
 2 外国にルーツをもつ子どもへの政府の対応
 3 外国にルーツをもつ子どもの支援事例
 4 外国にルーツをもつ子どもの支援の改善にむけて


 第?部 海外における子ども育成支援の展開とソーシャル・キャピタル

第17章 イギリスにおける子どもの権利と保育・教育
 1 子どもの人権・権利の歴史
 2 近年のイギリス保育政策の変遷
 3 イギリスの障害児教育と豊かな育ちをめぐって
 4 イギリスの保育・教育制度
 5 保育における親のかかわりとソーシャル・キャピタル

第18章 フランスにおける移民政策と子ども育成支援
 1 移民の増加
 2 移民の文化的・宗教的衝突をめぐる1990年代の教育政策と判例
 3 宗教的標章着用禁止法の成立と共和国の価値共有化の原則
 4 フランスの教育行財政政策とソーシャル・キャピタル

第19章 スウェーデンの地域子育て支援
 1 すべての親子の生活基盤を支える公的支援
 2 子育てを支える地域社会のかたちとソーシャル・キャピタル
 3 地域での子育て支援活動の実際
 4 日本への示唆


おわりに
索  引

伊藤 良高[イトウ ヨシタカ]
編集

牧田 満知子[マキタ マチコ]
編集

立花 直樹[タチバナ ナオキ]
編集

内容説明

現代の子どもや若者、子育てを取り巻く環境には様々な問題が存在するが、「子どもの豊かな育ち」を支えるという視点に立てば、周囲との良好な関係性の構築こそがその解決策となり得るのではないか。本書はこうした意図のもと、子ども・子育て研究の第一線で活躍する研究者たちが、「ソーシャル・キャピタル」の概念を踏まえ、国内外の子ども育成支援の現状と課題、展望について、最新のデータ等を用いながら新たな視点を提案する。

目次

第1部 子ども・子育て支援の基礎・理論とソーシャル・キャピタル(子どもの権利の思想と展開;子どもの豊かな育ちとソーシャル・キャピタル;保護者に対する支援とソーシャル・キャピタル;子ども育成支援とカウンセラー;子ども育成支援とソーシャルワーカー)
第2部 子ども育成支援の実際とソーシャル・キャピタル(母子保健と子ども育成支援―妊娠・出産の安心・安全と子どもの健康を守る環境整備;子ども・子育て支援新制度と子ども育成支援―幼保一体化の展望と保育・幼児教育実践のゆくえ;児童虐待と子ども育成支援―虐待の予防、早期発見のための社会的支援;社会的養護と子ども育成支援―家庭的養護の推進と養育困難家庭に対する地域支援;障害のある子どもと子ども育成支援―インクルーシブ保育・教育とインクルーシブ社会の構築;放課後等の子どもの生活と子ども育成支援―子どもの豊かな遊び・生活を実現する地域コミュニティの創造;いじめへの対応と子ども育成支援―いじめの防止、早期発見、対処のための関係者の連携;不登校と子ども育成支援―地域における学校外機関・施設が取り組む多様な学習支援;少年非行・矯正・更正保護と子ども育成支援―非行・犯罪に陥った子どもと社会との絆を取り戻す支援;子どもの貧困と子ども育成支援―経済的・社会的・文化的剥奪に立ち向かう社会的包摂;外国にルーツをもつ子どもたちの育成支援―教育機会と教育内容の差別待遇をなくすグローバル社会への転換)
第3部 海外における子ども育成支援の展開とソーシャル・キャピタル(イギリスにおける子どもの権利と保育・教育;フランスにおける移民政策と子ども育成支援;スウェーデンの地域子育て支援)

著者等紹介

伊藤良高[イトウヨシタカ]
名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。熊本学園大学社会福祉学部教授

牧田満知子[マキタマチコ]
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。社会人類学者

立花直樹[タチバナナオキ]
関西学院大学大学院社会学研究科博士課程前期修了。関西福祉科学大学社会福祉学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆう。

38
子どもをめぐる様々な生活問題に対して、ソーシャル・キャピタルをキー概念にして考察した内容です。拡がる貧困と社会的孤立、虐待や非行、不登校など、子どもをめぐる問題で社会福祉が求められていることは多岐にわたっています。そうしたなかで地域の社会資源を活用しながら、つながりをつくり、生かしていくことは、コミュニティが崩れつつある今だからこそ福祉実践のなかで求められているのだと思います。ただ、本著が社会福祉に対する公的責任・国家責任とソーシャル・キャピタルとの関係について曖昧なことは大きな研究課題だと思いました。2018/11/06

MatsuNoHon

2
子供に対するケアについて、子供を育てる親に対するケアについて。 親教育、学校教育、社会教育の3つがある。  地域の繋がりを指す「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)」の概念を踏まえ、子ども育成支援の現状と課題、展望を研究、示した本。  核家族化が進むなかで、片親家庭の割合も増え、育児に対する悩みや適切な情報を共有できない環境になってしまっている。そのため、貧困や虐待など「子どもの豊かな育ち」を守ることができなくなっている。 開かれた社会はどう作るのがよいのかなー。2018/07/22

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